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LOL(League of Legends)ってどんなゲーム? 〜小学生にもわかるガイド〜


どんなゲーム?

5人 vs 5人のチーム戦で、相手チームの「本拠地(ネクサス)」を先にこわしたほうが勝ち!というゲーム。

プレイヤーは「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターを1体えらぶ。チャンピオンは200体以上いて、それぞれとくべつな技を持っている。魔法をつかう子、剣で戦う子、弓で遠くから攻撃する子など、いろいろ。

試合がはじまると、マップ(地図)の上には「レーン」と呼ばれる3本の道があって、それぞれの道を通って相手の陣地に向かう。道の途中には「タワー」という防衛用の塔があって、近づくと攻撃してくるので、みんなで協力してこわしていく。

運動会の「騎馬戦」や「陣取り」に近いイメージ。ただし、戦いの中でキャラクターがどんどんレベルアップして強くなったり、お金をためて武器を買ったりできるところが、テレビゲームならではのおもしろさ。


知識はどれくらい必要?

めちゃくちゃ要求される。

覚えることがとにかく多い

チャンピオンが200体以上いて、それぞれ4つの技を持っている。つまり技だけで800種類以上。自分のキャラの技はもちろん、相手のキャラの技も知っておかないと「いつ逃げるべきか」「いつ攻めるべきか」が判断できない。

アイテム(装備)も大量

試合中に買える武器や防具もたくさんあって、「この相手にはこの装備が有利」といった組み合わせを知っている必要がある。

マップの知識も大切

マップには「ドラゴン」や「バロン」といった強いモンスターが出てきて、たおすとチーム全体にボーナスがもらえる。「いつ、どのタイミングで取りに行くか」を知っているかどうかで勝敗が変わる。

アップデートで変わり続ける

ゲームが定期的にアップデートされて、キャラの強さやアイテムのバランスがどんどん変わる。だから「勉強し続ける」必要がある。

将棋やチェスに近い感覚があり、駒(キャラ)の動かし方を覚えるだけじゃなくて、相手の戦い方を読んだり、チーム全体の作戦を考えたりする「頭脳戦」の部分がとても大きいゲーム。


こっそり作戦や特攻は通用する?

こっそり相手陣地に向かう(スプリットプッシュ)

実際にある有名な作戦。1人が別の道からこっそり敵の陣地に向かって、タワーをこわしに行く。

ただし問題がある。

「バレない前提」で成り立つ作戦なので、相手が上手いほど通用しにくい。

全員で固まって特攻する(5人集団戦)

これも実際にある作戦で、「集団戦(チームファイト)」と呼ばれる。

ただし弱点もある。

結局どうやって勝つ?

状況に応じて作戦を切り替えられるチームが強い。「今はこっそり行くべき」「今は全員で戦うべき」「今は関わらず逃げるべき」という判断をリアルタイムで5人がそろってできるかどうかが勝負のカギ。


マップの構造

ASCIIアートで見るマップ(サモナーズリフト)

  【相手の陣地】
   ★ネクサス
   |\
   T  \
   |    \
   T     T ← ミッドレーンのタワー
   |      \
   T       T
   |  森 森  \
   T  🐉     T
   |  森 森    \
   T       T    T
   |      /     |
   T     T      T
   |    /       |
   T   T        T
   |  /         |
   | /          |
   ☆ネクサス
  【自分の陣地】

   左たて線 = トップレーン(上の道)
   ななめ線 = ミッドレーン(真ん中の道)
   右たて線 = ボットレーン(下の道)
   間のエリア = ジャングル(森)

画面のサイズとの関係

プレイ中の画面には自分のキャラのまわりしか映らない。サッカーの試合を「テレビ中継」ではなく「選手の目線カメラ」で見ているような感じ。3本のレーンがあっても、同時に見えるのはせいぜい1本ぶんくらいの範囲。

だからこそ「情報戦」になる。

画面が狭いのは欠点ではなく、あえてそうすることでゲームに「駆け引き」を生んでいるデザイン。

マップの種類

マップ名 人数 特徴
サモナーズリフト 5v5 メインのマップ。3本レーン。大会もこれ
ハウリングアビス 5v5 レーン1本だけの一本道。ARAM(ランダム)モード用

※ 昔は「ツイステッドツリーライン(3v3・2レーン)」もあったが、現在は削除されている


森(ジャングル)の駆け引き

「森をこっそり行けば勝てるのでは?」→ 実はその考えはめちゃくちゃ正しい。森を使って動くのは基本中の基本。

「ジャングラー」という役職がある

5人のうち1人は最初からレーンに行かず、森の中をうろうろしてモンスターを倒しながらレベルを上げる専門の人。この人を「ジャングラー」と呼ぶ。

ジャングラーの仕事はまさに「こっそり森を通って敵を奇襲すること」で、これを 「ガンク」 と呼ぶ。たとえば、真ん中のレーンで味方と敵が1対1で戦っているところに、森からいきなり飛び出して2対1にする動き。

なぜそれだけで勝てないのか

相手チームにもジャングラーがいるから。 こっちが上のレーンに奇襲しに行っている間に、相手のジャングラーは下のレーンを奇襲しに行くかもしれない。森の中で「見えない者どうしの読み合い」が起きている。

さらに「ワード(見張りカメラ)」を森の中に置かれると移動がバレる。バレたら相手は逃げるだけなので時間のムダになり、その間に相手のジャングラーが別の場所で成果を出してしまう。

森は「近道」であると同時に「暗くて見えない危険な場所」。うまく使えれば有利だけど、逆に相手に使われるとピンチにもなる。


レベルシステム

全員レベル1からスタートして、試合中にレベル18まで上がる。

経験値の稼ぎ方

敵のミニオン(自動で道を歩いてくる小さい兵士)を倒したり、森のモンスターを倒したり、敵チャンピオンを倒したりすると経験値がもらえる。

上がり具合のイメージ

序盤はサクサク上がって、だんだん上がりにくくなる。

試合が30分くらいの場合、上手い人でレベル16〜18、出遅れた人はレベル13〜14みたいな差がつく。

レベルが上がると何が変わる?

ステータス(体力・攻撃力・防御力など)が少しずつ上がるが、特に大きいのが 「技が解放されるタイミング」

レベル差の影響

レベル1つの差は意外と大きい。レベル6の必殺技を持っている人 vs まだレベル5の人だと、ほぼ一方的にやられる。2〜3レベル差がつくと、タイマン(1対1)ではほぼ勝てない。

「いかに効率よく経験値を集めるか」「相手の経験値を邪魔するか」も大事な戦略で、レーンで敵のミニオンを倒す地味な作業が実はすごく重要。これを 「CS(クリープスコア)を取る」 と呼ぶ。


アクション要素

知識だけじゃなくて 手の操作スキル(メカニクス) もかなり要求される。

基本の操作

マウスの右クリックで移動、キーボードのQ・W・E・Rで4つの技を出す。技を出すときにマウスで方向や対象を狙う必要がある。

求められるアクション

集団戦のカオス

5対5の戦いでは、画面上に10人のキャラが技を出しまくるのでエフェクトだらけ。その中で「誰を狙うか」「いつ技を使うか」「危ない技をよけるか」を一瞬で判断する必要がある。プロの試合だと、勝負がつくまで5秒くらいしかかからないことも。

格闘ゲームほどフレーム単位のシビアさはないが、FPS(シューティング)に近い反応速度が求められる。プロ選手の反応速度はだいたい0.1〜0.2秒。


操作体系

キー配置

キー 用途
Q・W・E・R 自分のキャラの4つの技(Rが必殺技)
D・F サモナースペル(フラッシュなど共通技2つ)
1〜7 アイテム使用(無敵アイテムなど)
マウス右クリック 移動
マウスカーソル 技の方向・対象を狙う

技の種類による操作の違い

移動について

基本は「マウスで指定した場所に歩く」だけ。ジャンプボタンやダッシュボタンは基本操作にはない。

ただし、移動系の技を持っているキャラはたくさんいる。

全員が使える「フラッシュ」は短い距離を一瞬でワープできる超重要な技。ただしクールダウンが約5分なので、使いどころが大事。

マイクラとの比較

  LOL マイクラ
移動 マウス右クリック(左手は技に専念) WASDキー(左手で移動+アイテム切替+特殊動作)
忙しさ 静かな時間と爆発的に忙しい時間の差が激しい 常にそこそこ忙しい
難しさ 判断の速さに寄っている 物理的な指さばきの難しさが大きい

ピアノにたとえると、マイクラは「ずっと一定のリズムで弾き続ける曲」、LOLは「静かなパートからいきなりサビで激しくなる曲」。


※ このガイドはLOLを知らない人向けに、わかりやすさを優先してまとめたものです。細かいルールや仕様はゲームのアップデートで変わることがあります。