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AI時代のエンジニア組織のあり方:議論の整理

出発点

「エンジニアはすぐ手を動かしたがるが、AIで実装コストが下がった今、何をつくるかの方向性や発散的な議論にもっと時間を使うべきだ」という問題提起から議論が始まった。スクラムでいえば、スプリント丸々テキストベースの対話と議論だけに使う回があってもいいくらいだ、という主張である。

論点1:ボトルネックの移動

AIによって実装速度が上がった結果、ボトルネックは「つくる力」から「何をつくるかを見極める力」に移った。

論点2:意思決定モデルの転換

従来は人間のつくる速度がボトルネックだったため、チームプレイでn人1製品が合理的だった。しかしAIがペアになることで1人でも実装の質と速度が担保できる今、探索フェーズでチームを組む理由が薄れている。

論点3:組織モデルの再設計

開発プロセスを2つのフェーズに分離する。

前半:探索ループ

後半:実行フェーズ

マネージャーの役割

論点4:探索ループ内の発散と収束

探索ループの中にも構造がある。発散と収束の2つのフェーズが存在する。

この緊張関係の解消方法として、発散の判断は個人、収束の判断は集団、と主体を分けるアプローチがある。個人は「まだ広げていい」という安心感の中で探索でき、収束は集団の目で行うから独りよがりにならない。