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devrelの方向性を c- で揃えたい。
他に何がある?
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「C」で揃えるなら、DevRelの方向性としては例えばこんなのが定番です(粒度いろいろ):
- Communication(発信・対話:SNS、イベント登壇、ユーザー/開発者との継続的な会話)
- Connection(関係構築:1on1、キーパーソン連携、パートナー/アンバサダー)
- Collaboration(共創:共同開発、OSSコントリビュート、共同検証、Co-creation)
- Contribution(貢献:OSS/コミュニティへの貢献、バグ報告、ドキュメント改善の促進)
- Customer(顧客理解・顧客価値:フィードバックループ、課題発見、導入支援)
- Care(サポート/体験:オンボーディング、DX改善、開発者体験のケア)
- Credibility(信頼:技術的信頼の獲得、透明性、事例/第三者評価)
- Consistency(一貫性:メッセージ/ブランド/トーンの統一、継続的運用)
- Conversion(導入・活用につなげる:リードではなく“開発者の成功”に寄せた獲得・定着)
- Craft(品質:サンプル、SDK、ツール、ドキュメントの作り込み)
- Catalyst(促進役:コミュニティや社内意思決定を前に進める、摩擦を減らす)
いまの Community / Contents に並べるなら、個人的にはセットとして収まりがいいのは
Communication / Collaboration / Contribution あたりです。
目的(認知・獲得・定着・プロダクト改善・OSSなど)に合わせて「Cの3〜5本」に絞ると綺麗に整理できます。どのゴールに寄せたい?
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コンテンツをつくり、それを届ける手段として community がある、という構図にしたい。
この前提で、どう整理できる?
a
前提(Contents を作り、届ける“チャネル/場”として Community がある)に合わせるなら、DevRelを「制作→配信→循環」の流れで C で整理すると綺麗です。
1) まずは中核:Contents(作る)
- ドキュメント、チュートリアル、サンプル、ブログ、動画、登壇資料、ユースケース、FAQ など
- 目的は「理解させる」「成功体験を作る」「再現可能にする」
- 勉強会、Discord/Slack、フォーラム、ミートアップ、アンバサダー、ユーザー会
- ここは“コンテンツ流通”だけでなく「反応を集める装置」でもある
この2つを軸にすると、他のCは 役割が被らない補助輪として置けます。
A. Contents(制作)
何を作るか、どの深さで、誰向けに作るかを定義
コンテンツを届ける導線(イベント、SNS、コミュニティ運営、アンバサダー等)
C. Communication(編集・伝達設計)
「作ったコンテンツを、コミュニティで“届く形”にする」機能
- メッセージング、ストーリーテリング、投稿設計、登壇、告知運用
- Contents と Community の“接着剤”にするイメージ
D. Cycle(循環:学び→改善)
Communityから得た声を Contents に戻して改善し続ける
- フィードバック収集、インサイト化、プロダクト/ドキュメントへの反映
- 「作りっぱなし・やりっぱなし」を防ぐ
この形だと、Community が「手段(流通/回収装置)」として明確に位置付けられます。
もう少し“DevRelっぽい”拡張:5C(Cycleを2分割)
上の4Cの「Cycle」を分けて、より運用しやすくします。
- Contents:制作
- Community:流通の場
- Communication:届け方の設計(編集・発信・登壇)
- Capture:声を集める(質問、課題、要望、成功例)
- Continuous improvement:反映する(コンテンツ/プロダクト/オンボーデ改善)
どれを採用すると楽か(判断基準)
- まずシンプルに回したい → 4C(Contents / Community / Communication / Cycle)
- 「収集」と「改善」を担当やKPIで分けたい → 5C
必要なら、あなたの組織のゴール(認知/プロダクト改善/導入支援/OSSなど)に合わせて、この枠にKPI例まで落として整理案作れます。どのゴール寄り?
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Contents -> Community, Contribution
この整理はどう?つまりコミュニティをつくる方向性と、githubにドキュメント公開して使ってもらうなど貢献の方向性がある。
私は devrel は community に寄りすぎてると思ってて、後者 contribution の方にも力入れたいんですよ
a
良い整理です。「Contents を作る」→「外に届く回路が2系統ある」として
- Community(人・場に届く)
- Contribution(エコシステム/成果物に届く)
に分けるのは、DevRelが“コミュニティ運営に寄りすぎる”問題を是正しやすいです。特に Contribution を独立した柱にするのは筋がいいです。
3Cとしての位置づけ(おすすめの定義)
1) Contents(中核:資産を作る)
- ドキュメント、チュートリアル、サンプル、SDK、動画、設計ガイド、ユースケース
- 成功体験を「再現可能な形」に落とす
- 勉強会、Discord/Slack、フォーラム、アンバサダー、ユーザー会
- 役割は「流通」と「関係性」。熱量・事例・学びが生まれやすい
3) Contribution(定着:外部に“残る形”で貢献し、採用を進める)
ここを「GitHubに置く」より広く捉えると柱になります。
- OSS/Docsの公開・改善(自社/他社OSSどちらも)
- issue/PR を受け付ける運用設計(CONTRIBUTING、テンプレ、CI、レビューSLA)
- 他プロジェクトへの互換性対応、examples提供、バグ報告、仕様議論への参加
- 「使われる」「混ざる」「残る」状態を作る
Community が“場”、Contribution が“公共財(コード/ドキュメント/標準/互換性)”という違いにすると、被りが減ります。
- Community:参加者体験・場の運営が主目的(イベント、モデレーション、会話)
- Contribution:リポジトリ/標準/他OSSなど“外部成果物の前進”が主目的(PR、issue、リリース、互換)
同じ活動でも、アウトカムがどっちかで分類できます。
例:勉強会で得た要望を「議事録で終える」→Community寄り/「issue化してPRまで出す」→Contribution寄り。
3Cを回すループ(運用の骨格)
- Contents を作る
- Community で届けて、質問・事例・反応を得る
- 反応を Contribution に変換して(issue/PR/改善提案/サンプル追加)、成果物を強化
- 強化された成果物がまた Contents になって配られる
この「Community → Contribution への変換」を明示すると、あなたがやりたい“後者に力を入れる”が組織に伝わりやすいです。
もし補助のCを1つ足すなら(任意)
3Cが綺麗なので必須ではないですが、運用上は Capture(収集)を足すと強いです。
- Capture:Community/SNS/サポートから得た声を、issue・改善計画・コンテンツ要件に落とす機能
(「集める」を独立させると、Contributionが回りやすい)
この3Cでいくなら、次は「Contributionの守備範囲」をもう一段具体化すると設計が固まります。例えば “自社OSSを育てたい”のか、“他OSS/標準への貢献で採用障壁を下げたい”のか、どっち寄りですか?