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Firefox で GitHub がスタイル崩れする問題

症状

切り分け経過

| 試したこと | 結果 | |—|—| | プライベートウィンドウ | 正常表示 | | 拡張機能すべて無効化 | 直らない | | network.http.http3.enablefalse に変更 | 直った |

→ 原因は HTTP/3 (QUIC) 通信の不具合 で確定。

なぜ起きたのか

GitHub の静的アセットは Fastly CDN 経由で配信されている。CDN の設定変更、経路上の UDP パケット扱いの変化、Firefox の HTTP/3 接続状態キャッシュ(Alt-Svc) のいずれかが引き金。ユーザー側からは見えない変化で突然発生することがあり、GitHub Community に同様の「昨日まで動いていたのに Firefox だけ壊れた」報告が複数ある(既知パターン)。

なぜ Chrome は平気なのか

Chrome と Firefox は HTTP/3 の実装が別物:

同じ規格でもコードが違うため、サーバー側の挙動変化への耐性・HTTP/2 へのフォールバック判定が異なる。Mozilla Bugzilla には「HTTP/3 接続がクローズされずビジーウェイト状態になる」既知の不具合報告があり、今回の「転送中で止まる」症状と一致する。Chrome は裏で HTTP/3 を諦めて HTTP/2 に切り替えているだけの可能性が高い。

対処

about:confignetwork.http.http3.enablefalse に設定。HTTP/2 にフォールバックするだけで体感速度への影響はほぼなし。数ヶ月後に CDN 側が修正されれば true に戻して動作確認可能。

結論

Firefox に症状が出ているが、原因は Firefox 単独ではなく Firefox の HTTP/3 実装と CDN/経路の相性問題。Mozilla 自身「UDP は経路の影響を受けやすく制御外」と公式に認めている。