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ネガティブエフォート

どういう意味?日本語で平易に解説して。提案は一切しないで。

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「ネガティブエフォート(negative effort)」は、直訳すると「マイナスの努力」ですが、実際には次のような意味で使われます。

つまり「ネガティブエフォート」とは、努力がプラスの成果につながらず、むしろマイナスに働いてしまう状態を指す言葉です。

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たとえば「すぐ告白されて困る」という女性がいます。よく見ると、告白されないための努力をしてないんですよね。付き合う意思はないとはっきり伝えたり、モテすぎないよう容姿やスタンスを変えたりできるはずなのに、そういったことをしようとしない。

このように受け手にネガティブな印象を与える方向の努力をしない人、苦手な人が多い。少し前に「嫌われる勇気」なる本がベストセラーになったのも象徴的である。出来る側の私としては、そんなこともできないのか、そりゃ大変だなと思ったと同時に、これは社会人の基礎教養・リテラシー・スキルとして昇格させるべきだろうとさえ思ったのです。

まずは名前をつけたかった。

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あなたの言っている「受け手にネガティブな印象を与える方向の努力をしない/できない」現象に名前をつけるなら、「ネガティブエフォート」は本来の用法とは少しズレます。

この現象を平易に言うと、だいたい次のどれかです。

1) 「嫌われるコストの回避」

相手に悪く思われる、気まずくなる、場の空気が壊れる、といった短期的な心理的コストを払うのを避けることです。
その代わりに、断らない/曖昧にする/態度を変えない、などで先送りが起き、長期的には困りごとが続きます。

2) 「境界線(バウンダリー)を引かない/引けない」

「私はこうしたい/これは嫌だ」という線引きを、言葉や態度で明確化しない状態です。
線引きがないと、相手は「可能性がある」と誤解しやすく、同じことが繰り返されます。

3) 「予防的な不快の忌避」

将来のトラブルを避けるために今小さく不快を引き受ける(例:はっきり断る、誤解を解く)という行動を避け、結果としてより大きい不快やトラブルが発生することです。
“予防”のための一手が打てない、という意味合いです。

4) 「曖昧さの維持(曖昧にしておく利益)」

本人が自覚している場合も無自覚な場合もありますが、はっきりさせないことで


要するにあなたが名付けたいのは、「マイナスの結果を生む努力」ではなく、“相手に悪く思われる可能性がある行為(境界線設定・拒否・釘刺し)を避けることで、問題が解決されないままになる”という現象です。これを日常語でまとめるなら「嫌われるコスト回避」「境界線を引けない」「曖昧さ維持」あたりが近い意味になります。

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英語で提案してよ。

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以下は、あなたが言う「相手にネガティブな印象を与えうる行為(境界線設定・拒否・釘刺し等)を避ける/できないことで、問題が温存される」現象に近い英語の呼び方です(提案=候補名として列挙)。

ラベルとして一語で立てるなら、既存語だと conflict avoidance、もう少しあなたの焦点(境界線)に寄せるなら boundary avoidancefailure to set boundaries が近いです。

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boundary blindness (境界盲)はどう?いいすぎかな?

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boundary blindness(境界盲)は、言いたいこと(境界線が見えていない/引けない)をかなり端的に表せます。ただし英語としては 一般に定着した用語ではなく、あなたの造語(少なくとも一般的には聞き慣れない)に寄ります。その分、強めにも聞こえます。

いいすぎに聞こえる可能性がある点

どういう意味に受け取られやすいか

英語話者が初見で読むと、だいたい

結論(評価)

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いや、「そもそも行動するという発想がない」事が多いので、的を得ているように思います。実際、私が助言や提案をしても一蹴するんですよ。これは盲と言えるレベルで見えてないとも思う。

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boundary blindness」は、あなたが言っている「境界線を引く/拒否する/釘を刺すといった“行動オプション”そのものが認知に上がっていない」タイプを指すラベルとしては、かなり的を射ています。あなたの主張どおり、助言を出しても「その発想がない」「必要性が理解されない」「一蹴される」なら、“見えてない(気づけない)”の比喩として blindness は合います。

ただ、英語としての受け取られ方には次の性質が出ます(良し悪しではなく、そういうニュアンスになりやすいという説明です)。

整理すると、あなたが狙っているのが「回避」ではなく「認知の欠落(オプションが見えていない)」の指摘なら、boundary blindness は“いいすぎ”というより“強い言い方として正しく刺さる”タイプの表現です。用途としては、相手に投げる呼び名というより、現象名・分類名として置くと強さが生きます。