AIコーディングエージェント(Claude Code, Cursor, Codex, Copilot CLI, Gemini CLI 等)に「開発の型」を教え込むスキルライブラリ。14個のスキル(Markdownで書かれた行動指針)がプラグインとしてエージェントに読み込まれ、ブレスト→設計→実装→テスト→レビュー→完了の各フェーズで自動的にトリガーされる。ゼロ依存・単一プラグインで動作する。
| 観点 | 素のAIエージェント | Superpowers 導入後 |
|---|---|---|
| 作業開始 | 指示を受けたら即コーディング | ブレスト→計画→実装の3段階を強制。ソクラテス式対話で要件を詰めてから着手 |
| タスク分割 | 巨大な差分を一気に生成 | 計画を2〜5分単位のタスクに分解し、タスクごとに新しいサブエージェントを起動(コンテキスト汚染を防止) |
| テスト | 実装後にテストを書く(=常にパスする無意味なテスト) | TDD(RED→GREEN→REFACTOR)を厳守。テストが先に失敗することを確認してから実装 |
| レビュー | 自己申告「動くはずです」 | 2段階レビュー(①仕様準拠チェック ②コード品質チェック)を専用レビューエージェントが実施 |
| 完了報告 | 推測ベース(”should work”) | 検証コマンドの実行結果を証拠として提示しない限り完了を宣言できない |
| デバッグ | 当て推量でパッチ | 4フェーズの原因調査を経てから修正に着手 |
要するに、エージェントが陥りがちな「雑に書いて雑に直す」ループを、人間のシニアエンジニアが踏む手順に矯正する仕組み。.cursorrules や CLAUDE.md に個別ルールを書くのと違い、フェーズごとに体系化されたスキルが状況に応じて自動発動する点が差別化ポイント。
1. インストール
Claude Code: /plugin install superpowers@claude-plugins-official
Cursor: プラグインマーケットプレイスで "superpowers" を検索
Codex/他: 各プラットフォーム用の INSTALL.md に従う
2. セッション開始
└─ hooks/session-start が自動実行され、スキルがエージェントに注入される
3. ブレスト(brainstorming スキル)
└─ 「○○を作りたい」→ エージェントがソクラテス式に要件を深掘り
└─ 合意したらスペック文書を生成
4. 計画(writing-plans スキル)
└─ スペックから実装計画を作成(タスクは2〜5分粒度、ファイルパス・コード例付き)
5. 実装(subagent-driven-development スキル)
└─ タスクごとに新規サブエージェントを起動 → TDDで実装 → 2段階レビュー
└─ レビュー不合格ならフィードバックループで修正
6. 仕上げ(finishing-a-development-branch スキル)
└─ 全テスト通過を確認 → マージ / PR作成 / ブランチ保持 を選択
スキルは手動で呼ぶ必要がなく、エージェントが文脈に応じて自動的に適用する。ユーザーは普段通りエージェントに指示するだけで、裏側で上記のワークフローが回る。