1. Silent Communication
  2. 用語
    1. Mention Level
    2. Mode
    3. Request
      1. Mode Request
      2. Read Request
    4. Teeting
    5. 自律
    6. 偽の非同期
    7. 非同期コミュニケーション
    8. レスポンス評価
    9. レスポンスペック
    10. 自動既読
    11. シミュレーション
  3. メンバーの要件
  4. ミーティング
  5. 日常の行動との対応
    1. 挨拶
    2. 雑談
    3. トピック雑談
    4. 社内情報共有
    5. 臨時召集 with 全メンバー
    6. コードレビュー with 2人
    7. 尋ねる with 2人
    8. 雑務的依頼 with 全メンバー
  6. 日常の行動を列挙して、sc でどうなるかという対応表つくりたい
  7. ●misc

2019/07/15 コアとなるパーツは出せた。あとはプロトコル設計するみたいに細部突き詰めるのと、実運用して使いやすさを反映していくのとが必要だが、(特に後者は)一人では無理なのでこの辺でいったんおしまい。

Silent Communication

それは発声ゼロの仕事術。

用語

Mention Level

Mention に設定された締切。いつまでに答えてほしいか。

略語 意味
s 至急(Soon)
h 1H 以内くらいに
hh 2H 以内くらいに
hhh 半日以内くらい
d 今日中くらいに
dd 明日中くらいに
ddd 3日以内
w 7日以内
- 締切は特に無い

Mode

メッセージをどこまで受け付けるかという「自分の状態」。

Request

Mention に設定されたパラメーター。

Mode Request

Mention に設定された「どのモードで答えてほしいか」という要望。

Read Request

Mention に設定された「既読した旨を教えてほしいかどうか」。

Teeting

テキストチャットで打ち合わせを行うこと。

2019/07 現在この分野を開拓している唯一(?)の製品は co-meeting

Teeting

自律

自分に届いているメッセージと読むべき対象のすべてについて、支障の無い程度のペースで漏れなく確認し、かつ返事や反応を要するものについては漏れなく返すことのできる能力および要領。

非同期コミュニケーションを実現するためには、メンバー全員が自律性を身に付ける必要がある。でないと送ったメッセージに反応しない者が現れてしまい、結果として、その者に割り込んで同期的コミュニケーションをせざるをえなくなってしまう。

偽の非同期

偽の非同期(Fake Async)とは、非同期コミュニケーション中に同期的な手続きが発生していること。

例:

偽の非同期が起きるのは次の状況である。

非同期コミュニケーション

自分のペースでメッセージを送り、自分のペースで「自分に届いたメッセージ」を処理することを前提としたコミュニケーションスタイル。

一方、従来の口頭ベースのコミュニケーションは同期コミュニケーションと呼ぶ。同期型では関係者がその場に居合わせて、リアルタイムに秩序立てて話していくスタイルとなるが、これには「全員の時間と意識と場所が拘束される」「過程や記録が(意識的に誰かが手間を負って残さなければ)残らない」というデメリットがある。このデメリットは現代(各個人が自分にあった働き方で生産的に集中し、少ない時間で高い成果を上げることが求められる)においては、しばしば足手まといになる。

非同期コミュニケーションは、同期コミュニケーションのデメリットを根本から排除するための「コミュニケーションのパラダイムシフト」である。

レスポンス評価

各メンバーのレスポンスに対する不満を共有すること。

例:

Silent Communication の成否はメンバーの自律性に委ねられるが、誰もが常に現実的な時間で返事できるわけではなく、また誰がどの程度返事できるかも能力、気分、状況次第で変化する。そのため、成立させるためにはメンバー各々の レスポンスペック を把握し、これを超えないように立ち回る・調整することが必要である。この把握に必要なのがレスポンス評価である。レスポンス評価が Silent Communication の成否を分けると言っても過言ではない。

レスポンス評価のやり方は色々あるが大まかには以下の二つを組み合わせる。

ちなみに仕事やコミュニケーションが物理的に少なくても回るなど余裕がある場合は、レスポンス評価が無くとも済むこともある。

レスポンスペック

レスポンスペック(Responspec - Response Spec)とは、自身のレスポンスに関する能力、要領、傾向などを明文化したもの。

レスポンスペックを明示できると、各メンバーがそれにしたがってコミュニケーションを行ってくれるためトラブルが減る。無論、自分が明示したレスポンスペックに他のメンバーが納得してくれるかどうかは状況次第であるため、よくよく話し合いや共有が必要。

一般的にレスポンスペックは可変である。

自動既読

システム側で自動的に既読が記録されること。LINE などが採用。

ストレスフリーを担保するためには「既読したの?してないの?」という不明状態をなくすことが重要であるが、自動既読がサポートされていると、これを楽に行える。ただし「読んだ = 認識している」とみなされるためメンバーの負担は高くなりがちである(そもそも不要なメッセージが多いという問題を孕んでいることも多いが)。

逆に、自動既読が無い場合は、(すべてのメッセージに既読用の Emoji を付けるなどは非現実的であるため)Read Request など(必要なら既読をリクエストして確実に既読にしてもらえるような何らかの)仕組みでカバーする必要がある。

シミュレーション

あるチームにおいて Silent Communication が成立するかどうかをプログラムでシミュレートすること。

シミュレーションを実現するには、各メンバーのレスポンスペック、抱える仕事、各仕事の性質(特に単位時間あたりの質問相談回数など)など、つまりはパラメーターをうまいことモデル化してプログラムに落とし込み、走らせてみるというアプローチになる。エレベーターのシミュレーションにも似ている。

メンバーの要件

ミーティング

日常の行動との対応

挨拶

雑談チャンネルに挨拶を投下する。

返事はリアクションで。リプでも良い(雑談チャンネルは通知設定をオフにしているのでリプも遠慮なく飛ばして良い)。

例:

雑談

雑談チャンネルに投下する。

例:

トピック雑談

雑談のうち、定期性と盛り上がりのあるものは別のチャンネルに分けて、そこで扱う。

例: 昼飯チャンネル

社内情報共有

社内情報の例:

社内情報チャンネルに投下する。部長や上司による投下がメイン(いちいち打ち合わせしない)。

質問などはリプで。

臨時召集 with 全メンバー

開催主(たいていは部長など上位者)が専用チャンネルをつくり、話題を簡単に書いた後、メンバー全員を Soon/集中話中 で招待する。

例: 新人紹介

コードレビュー with 2人

レビューアがソースコード、チャンネル、レビューしてほしい観点、いつまでに見てほしいかなど必要なものを準備した後、レビューイに依頼する。

レビューイはコメントをチャンネルに書き込んでいく。最初は五月雨式でも良いが、最終的な結論(TODO の形で洗い出すなど)をまとめることは忘れない。

注意:

例:

尋ねる with 2人

A さんが B さんにメンションでメッセージを送る。

どこで送るかは文脈次第。二者間に閉じたいならダイレクトメッセージだが、仕事に関する話題なら極力オープンなチャンネルで行う。

例1:

雑務的依頼 with 全メンバー

雑務依頼とは以下を満たすような依頼:

日常の行動を列挙して、sc でどうなるかという対応表つくりたい

:x: 出社しましたおはようございます

:x: お先に失礼しますお疲れ様です

:x: 新人紹介するからみんな集まって

:x: n時からのレビュー、始めようか

:x: aくん、xxxxの件だけど、yyyyという状況になったみたいでね

aくんも会議、参加してもらえる?

:x: bさん、郵便物届いてるんで机置いときますね

:x: 雑談 そうそうaさん、x社のニュース見ました?やばいっすよねあれ

:x: 昼飯行く?

調子はどうですか?

bさん、xxxの件でわからんことあるんで訊きたいんですけど……

bさん、申請したんで承認お願いします

bさん、ちょっと相談があるんですけど……。結構重めのやつ、30分くらいかかりそうですが

(なんか会話盛り上がってるのに対して) 何か発言して入る

aくん、xxxの件、どこまで終わった?(今日中だから気にしている)

……

ふと思った

●misc

general に雑談を投げない(メンバーの総意がある場合は別)。

日常の行動を列挙して、sc でどうなるかという対応表つくりたい

そもそもコミュニケーションはそんなに必要ない(口頭前提でアホみたいにバカみたいに数こなさずとも回せるはずだし回せるようにするべき) ← この思想を上手く表現したい

感情の表現。emoji かな

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