ビジネス介護
ビジネスにおいて頻繁に生じる介護のこと。
特に上位者のリテラシーの無さを、下位者がカバーする構図。
ビジネス介護は3種類
- タスク管理介護
- タスク管理が行えるなら多数の議題を抱えつつ、非同期的に、現実的に遅らせすぎないよう進めていけるはずである
- 逆を言えば、タスク管理ができないからそれができない → [予定駆動]に頼ることになる
- たとえば、いちいち打ち合わせを調整したり、会議中に文脈を振り返って説明してあげたり、提案内容もわかりやすく噛み砕いて説明してあげたりせねばなりません

- 優先順位付け介護
- タスクの優先順位は、テキストで表現されたものでも判断できるはず
- それができない、あるいはやろうとしない怠け者は「対面」「態度」「何度もしつこく言ってきたか」といった振る舞いを見て高優先度を判断しようとする → そのような振る舞いをしなければ扱ってもらえなくなる
- 最たる例が📝関係ベースやWhoismです

- 認知的生産介護
- 正解のない事態に対して自分で意思決定しなければならないのに、やろうとしない
- かわりに周囲の状況や権威やエビデンスを拠り所にして受動的に判断しようとする
- 意思決定できない子供のために周囲の環境を変えてあげねばならないのです

Q&A
- Q: 人一人には限度がある。たとえば忙しい人はどこかで介護してもらわないといけないのでは?
- Ans: そのとおりですが、そうなる前に対処するべきです
- 最も重要なのはその忙しい人が全部自分で抱えずに権限委譲することですが、これには長い目で見た仕組みや教育などが必要です
- そのための継続的な取り組みは、タスク管理や優先順位付けができるなら日頃からしていけます
- また認知的生産ができるなら取捨選択ができるので、要らないことを捨てたり後回しにしたりできます
- Q: 部下や新人が報連相してくれない → 報連相介護、もある?
- Ans: 無いことはないですが、本質ではありません
- むしろ報連相を受け取るあなた側が要介護者であるがゆえに、報連相のコスト肥大化や機能喪失が起きている可能性が高いです
- タスク管理、優先順位付け、認知的生産ができるなら「テキストで共有」「非同期でやりとり」ができるはずですが、多くの上位者はこれを受け付けません
- 部下としては「報連相≒介護」になるわけで、静かな退職なども加速します
- 「介護」は立派な苦痛であり、負のインセンティブです

- Q: 非同期テキストが常に正義だということ?
- Ans: いいえ
- しかし、現状は明らかに軽視されていると思います
- 持論ですが、デスクワーク程度であればフルリモート、フルフレックス、フルアシンク、フルマスクくらい当たり前にできないとおかしいです。ですがフルリモートやフルフレックス一つ取っても、当たり前に使えている組織はほとんどありません。1割にも満たないと思います
開発秘話
- 仕事のやり方、考え方、働き方といったものは明らかに軽視されています
- 深刻性がいまいち伝わらないので、攻撃的な知的生産を行うことにしました。「介護」の言葉を選びました