文化的認知
自他を取り巻く文化自体を認識すること。そのような[メタ認知]。
Cultural Cognition.
例1
- 日本はこのような文化で~
- 当社はこういうカルチャーを掲げており、常にこの目線での判断が求められます
- このコミュニティでは暗黙的にこのような文化が形成されていて、仮に~~と名付けるとすると
例2
- 異文化理解力
- コンサル vs 事業会社、Web vs SIer、中小企業 vs 大企業
- インターネット上のこれらの論争は忌避されがちですが、私は文化的認知の意味では健全と考えます。むしろ娯楽的にカジュアルに練習できて良い機会です

背景
- 自身が依存している文化自体が制約になることがよくある
- この制約を超えるためには、メタ認知的に文化を認知しなければならない
- 客観的に認知するということ
- 信者である自分から切り離すということ
- 「メタ認知」の言葉だけでは足りないと感じています。文化自体を認知する、という概念だと思います――というわけで定義させていただきました

違い
- Cultural cognition of riskとの違いは?
- Ans: 包含関係です
- Cultural cognition of risk([リスクの文化的認知])は、ダン・カハンらによって研究されたもので、科学的事実の受け入れやリスク判断は各自の価値観に依存するというものです。この言葉を単に文化的認知と呼ぶこともあります。英語でもCultural Cognitionです
- 一方、このページでいう文化的認知は、リスクの文化的認知をも包含した、より上位概念ということができます
- ちなみに私は今回、この概念をつくる上で、既存の名前を上書きしています。行儀がよくありませんが、意味的に私の概念が上位概念なので適切だと思います。名前は結構雑に運用されがちなので、問題なければ上書きをして綺麗にしていくことが重要です([上書きの美学])。知的生産者はいわば名付けのプロフェッショナルであり、また広告代理店のように経済的な利害で強引に動いているわけでもありませんから、うってつけです

- メタ認知との違いは?
- Ans: 包含関係です
- 文化的認知はメタ認知の一部です。文化をメタ認知します。
- つまり関係を整理するとこうですね
- (メタ認知)
- (文化的認知) 文化をメタ認知する
- (リスクの文化的認知) 科学的事実に対するリスクの文脈で文化的認知する
関連
- [CX(Cultual Transformation)]
- 文化的認知を含めて、文化そのものを変える視座に立つあり方をCXと呼んでいます
