認知予算
打ち合わせなど時間をブロックするのではなく、「週に30分費やします」など認知資源をブロックするという考え方。
Cognitive Budget.
背景
- 現代のビジネスはまだまだ[予定駆動]に頼っている
- しかし予定駆動は弊害も大きい。たとえば:
- タスク管理をせずとも成立するため、わかりやすく解きやすい問題ばかりが選ばれがち
- 一緒に過ごす営みであるため好き嫌いが反映されやすく、調整の営みも必要 → 政治が生じる
- 同期的かつ非言語的であるため、扱える情報や議論の質が偏る etc
- これを「何の資源をブロックしているか」と捉えた場合、この対象を変えることで、予定駆動のパラダイムから脱することができる
例
- 週に30分かけます
- 週に3回だけリレー(やりとりの往復)します
- 質問は7問まで対応します
- 質問は7問まで対応します、1問あたり最大10分かけます
課題
- 認知予算を割り当てたところで、そのとおりに行動できないおそれがあること
- 忘迷怠が生じる等
- リマインド含むタスク管理が必要です

- 認知資源の総量がわからないこと
- 一つだけ確実に言えるのは、時間の総量よりは少ないということです
- たとえば1日7時間が定時で、毎日残業なしで働いている場合、週に35時間持っているので、「週に30分費やします」を70本抱えられるかというと、ノーです。[コンテキストスイッチング]が生じますし、取り組む対象や深度(集中の度合い)によっても消費量は異なります