# アリレーショナル(a-relational)
# アセクシャル、アロマンティックに続く第三の指向パラダイムであり、関係的指向がないこと。

# 概要
- 指向パラダイム
    - アセクシャル(a-sexual)、性的指向がない、アセク
    - アロマンティック(a-romantic)、恋愛的指向がない、アロマ
    - アリレーショナル(a-relational)、関係的指向がない、アリレ
- これら当事者を便宜上[* アマイノリティ]と名付ける
    - aminority
    - aがついているからといって、マイノリティを打ち消しているわけではないことに注意してください。単に「ア」から始まるマイノリティ群をまとめる言葉として便宜上定義しただけです<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
- アマイノリティの課題
    - 指向性のない営みを前提とされたり強要されたりすることによる苦痛
    - 例:
        - 性欲がないのにセックスを迫られる
        - 恋愛欲がないのに恋愛伴侶規範（Amatonormativity）を押し付けられる
        - 関係欲がないのに関係を深める場への継続的参加を強要される

# 意義
- 伝えやすい
    - アリレという考え方をアセクやアロマの延長、つまりはアマイノリティの一種として捉えることで、アリレを理解できない人達にもわかりやすく伝えることができます<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
- 啓蒙しやすい
    - 性的マイノリティやフェミニズムと合流して、運動的に啓蒙できる可能性があります。概念はつくっただけでは影響を与えられず、また影響を与えるには、[g0v原理]によると1:市民メディアか、2:技術（フリーソフト）か、3:社会アクティビズム（社会運動）のいずれかです。アリレの概念は1や3に合流できるでしょう<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>

# Q&A
- Q: アリレを端的に理解したいです
    - Ans: 関係値というパラメーターがない、と考えてください
    - アリレにとって「初対面の人」と「何年も過ごした家族」の関係値はどちらも同じで、ゼロです
        - 初対面の人と長時間過ごせないように、何年も過ごした家族だろうと長時間は過ごせません or 過ごすのは相当な苦痛となります
        - もちろん家族の方が色々知っている分、過ごしやすいといったことはあります
    - 別の言い方をすると、家族が亡くなったとしても悲しくなりません
        - 初対面の人と同様、ゼロでしかないからです
        - しかし家族の存在は様々な便宜をもたらしており、便宜が無くなるという意味でのダメージはあります
- Q: ここでいう「関係」とは何ですか？
    - Ans: 定義は[整備中]ですが、現在の内容をチラ見せします
    - 関係値が深くなるほど、自分の一部になります
        - 常用している道具のように「あって当たり前」の存在に昇格します
    - その結果、一緒にいる機会、メンテナンスする機会（進言や提案など）、自己開示する機会などが無条件に増えます
        - この状態はリレにとって幸福であり、居心地が良く、スムーズでもあるため、通常自然と目指します
        - プライベートでは友人やパートナーを求め、手に入れたそれを維持し、仕事でもコミュニケーションを通じて深めようとします
        - この状態は[* バフ]と呼びます
    - つまり人にはバフを手に入れたい欲求があります
- Q: アリレはバフが手に入らないため一緒にいたり、メンテナンスしたり、自己開示もできないということですか？
    - Ans: そうとも限りません
    - できない人もいますし、できる人もいます
    - できる人の場合、それはつまり初対面の人に対してそうしていることに等しいです
        - なので相当狂っているか、技術と精神力で相当無理をしているか、無理をしすぎて麻痺してしまったかのいずれかです

# 開発秘話
- 元々は[公然の職権乱用](公然の職権乱用.md)という概念をつくっていました
    - アリレは仕事であっても関係を深める営みへの継続的参加を強要、または事実上強要されることが多く、苦しんでいると考えられます。私もアリレのひとりであり、まさにこの構図を表現するために、この言葉をつくりました。アリレの概念はその後で生まれました
