# ビジネスジェナイ(Business GenAI)
# スレッド（生成AIとのやりとり）が常に匿名でメンバー全員に共有されるようなあり方。
# Business Generative AI.

# 概要
- チャットのポテンシャルを引き上げたのが[ビジネスチャット]であるように、生成AIのポテンシャルも引き上げる
- 具体的にはチームや組織で活用しやすくするための[🙏組織単位](🙏組織単位.md)を導入する
    - たとえばA,B,C,D,Eさんの5人チームがあるとする
    - 以下のような世界観になるだろう:
        - チームのワークスペースがあり、5人が所属している
        - 5人は誰でも生成AI（ChatGPTやCopilotみたいな対話側）を自由に使える
            - 1つの会話単位を[* スレッド]と呼ぶ
        - スレッドの特徴
            - 常にチーム内で共有されるが、[* 匿名であり]誰がつくったかは見えない
            - 誰かがつくったスレッドの続きを書いたり（やりとりをしたり）、フォークして続きを書いたりできる
            - ただしスレッド作成時は[* ロック]されており、作成者が解除しない限りは他の人は続きを書けない（フォークは可能）
                - 基本的にフォークでn通りつくってもらうことを想定しています<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
        - [* スレッドネットワーク]:
            - スレッド同士のつながり、特にどこからどこに飛んでいる（フォークしている）のかは全部記録され、追跡できる
            - もちろんこのネットワーク自体を生成AIに読ませて要約してもらったりもできる
        - [* チャンネル]:
            - チャットでいうチャンネルみたいなもので、スレッドを流す単位
            - デフォルトではワークスペースにはAllチャンネルがあり、全員のすべてのスレッドが流れる
            - チャンネルのつくりかたは色々考えられる
                - 大喜利チャンネルをつくってネタスレッドを投稿してもいい
                - 提案チャンネルをつくって（予算を握ってるマネージャー）Aさんは必ず読んで、としてもいい
            - チャンネルが乱立すると「読まれない」ので、個人的にはできるだけ少なく抑えたいです。3本以内、いやひょっとすると2本以内でもいいかもしれません<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
    - SlackやTeamsのようなビジネスチャットと同じ構造と考えて差し支えありません。基本単位がスレッドであることも同一です。ただ、スレッドの中身が違います。ビジネスチャットではメンバー同士がやりとりするメッセージのツリーですいが、ビジネスジェナイでは生成AIとの会話セッションです<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
- あると便利かもしれない概念:
    - [* 下書き]
        - スレッドはいきなり共有されず、まずは自分にだけ見える（下書き状態）
        - 下書きを解除するとチーム内で見えるようになる
        - ただし下書きが横行するとビジネスジェナイの意味がないので、下書きにはペナルティが必要と考えます。たとえば下書きを抱えている数を可視化する（Aさん: 21、Bさん:9……）などです<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
        - 個人的には制限時間制がいいと考えます。x秒経過したら自動的に下書きが解除される、というものです。ただし残りn秒前になったら延長できます<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
    - [* キャップ（帽子）]
        - プロンプトを隠したスレッド
        - プロンプトには「他者に見せたくない生の文や指示」が含まれることがあり、これは共有したくないので隠せるようにします。典型的には下書き中にプロンプトがヤバそうならキャップを被せるでしょう<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
    - [* マスク（仮面）]
        - キャップはプロンプトを完全に隠しますが、マスクは元のプロンプトを加工したものを置きます
        - これも生成AIによって生成させます。たとえば「元のプロンプトは恥ずかしいので、メンバーに見られても恥ずかしくないようにぼかして書いて」のような指示をして回答をつくり、この回答をマスクド・プロンプトとして見せます

# 狙い
- 心理的抵抗感の削減
    - Fostering Innovation with Generative AI: A Study on Human-AI Collaborative Ideation and User Anonymityという論文にて「アイデア編集者」の概念が出てくる。アイデアを出し合う文脈だが、これは誰かがアイデアを出すときに間にはさまってるAIで、200文字以内かつ統一された文言にする。これにより各位は心理的にアイデアを出しやすくなる
    - このような心理的抵抗感を減らす役割が、ビジネスジェナイにもある
    - つまり、チャットのように直接提示するのではなく、生成AIとやり取りした内容を見てもらうのです<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
    - 別の言い方をすると、[Mechanical Style](Mechanical_Style.md)を促進するとも言えます。チャット上でこれをしても失礼ととらえられるでしょうが、ビジネスジェナイはそもそも「生成AIとのやり取りを見せることしかできない」世界観なので、失礼にあたらなくなります。いわば、生成AIのやり取りを見せる形の、間接的なコミュニケーションを行うメンタルモデルが構築されていきます<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
    - 持論は言いづらくても、FYIとして既存の参考情報は出しやすいでしょう。Xでもポストではなくリポストを多用する人も多いと思います。このように人は自分の責任となる自分の発言をするよりも、誰かの情報を紹介した方がやりやすいのです。ビジネスジェナイは、いわば生成AIとのやり取りを紹介するモデルになります。やりづらさで言えば以下のとおりです、間くらいですね<a href="sta.md"><img src="https://gyazo.com/a0a22d2fc5cf4fb2525db091fb66594b.png" alt="sta" width="16"/></a>
```やりづらさ
自分の意見を自分で書く > ビジネスジェナイ > リポストやFYIなど既存の情報を紹介する
```

# 既存事例 [o3 share https://chatgpt.com/share/68892e7d-3d64-8007-9f24-e3d874bef8f6]
- 唯一、TeamGPTがある
    - >Team-GPT上ではチームメンバーが他の人のAIとの対話を閲覧したり、途中から参加して一緒にプロンプトを作成したりでき、対話履歴や作成したプロンプトはチームのライブラリに蓄積されます
🌎️[Your entire Marketing AI workflow in One Collaborative Space | Team-GPT](https://team-gpt.com/?nab=2)
- これ以外は当てはまらない
    - たとえばSlackやNotionのAIは、単にコラボレーションツール上から（各個人が）生成AIを利用し、その結果を貼り付けられるだけです

# Q&A
- Q: Slack GPTやMicrosoft Copilotとは違うの？
    - Ans: 違います
    - それらは[QWINCS](QWINCS.md)でいうC、ビジネスチャットにあたります
    - 一方、ビジネスジェナイはチャットではなく別のツールです。QWINCSのレイヤーで言えば、G(GenAI)とでも言えるでしょう。SlackやTeams上で使うものではなく、完全に別の、ビジネスジェナイツールを使います
