Scrapboxに慣れた人がOneNoteでプロジェクトの知識を積み上げていくためのコツ
前提
- 巨大なPJ
- 複数ベンダが参加している
- SlackやGitHubのメンバー数は数千人レベル
- 僕の所属
- 参画しているベンダAに所属
- A内でも100人くらいいる
- 僕はそのうち、10人くらいの部隊Bに所属
- 部隊Bは部署Cと部署Dから成っていて、僕は部署D側に属している
- 部署Dには7人くらい
- この7人が見れる書けるOneNoteを、共有フォルダに置いて運用している
- 参画しているベンダAに所属
- 僕が属する部署D(というより会社)の性質
- Microsoft 365を全社導入している
- Teamsを使っている
- 部署D用のプライベートチーム
- Microsoft 365を全社導入している
:hr:
以下はScrapbox(自称)ヘビーユーザーの:sta:の悟り
- Scrapboxには勝てないが、Markdownよりは快適なノート手段にできる
- ただしコードの共有がゴミ(ハイライトされない)なので、コードは別手段で共有 + onenoteではURL張る、が良い
- 食わず嫌いせずゴリゴリ使ってみる、試してみる
- 意外と悪くない
- コード共有がマシならローカルでMarkdownやめようかなと考えてもいいレベル
- Scrapboxに慣れたマンは、バリバリ使ってみんなをリードしてあげると良い
- どうせ書かない人は書かないので、以下くらいのスタンスで良い
- 最低限自分だけが便宜を享受できればいい
- 「ここ見たら書いてあるよ」状態にしているとなおよい
- オンボーディングが「このonenote見て」で済む
- PJ離脱時も「ここに書いてあるんで」で済む
- OneNoteから外に出ると途端に弱くなる
- OneNoteで外のウン十人、ウン百人と共有するのは無理なので諦める
- 自部署の10人以下の範囲内で共有すればいい、と割り切る
- ラフなノートに留める
- ドキュメントに変換したい、HTMLにしたいなんてことは無理ゲー
- ラフに書いて共有する用途に留める
- OneNoteで外のウン十人、ウン百人と共有するのは無理なので諦める
:hr:
以下はScrapbox(自称)ヘビーユーザーの:sta:が「こうすれば割と快適」というコツを雑多に述べたもの
- アプリで編集する
- ブラウザやTeamsから編集するのは良くない
- 使いづらい
- 箇条書きのポチも汚い
- 一切同期されない(同時編集できないし編集衝突も発生しかねない)
- 開いた時に全部読み込んで、以後再読み込みまで一切更新しないという環境変数的な挙動……
- ブラウザやTeamsから編集するのは良くない
- Scrapboxの哲学を踏襲する
- 箇条書きで並べる
- ページは細かい単位でつくる
- ページ名は後でリンク or 検索しやすい、わかりやすいものにする
- 内容が長くなってきたページは別ページに切り出す
- リンクは積極的に張る
- etc
- :sta:用語集をつくりながら試してみると良い
- セクションはこうする
- 1 社外秘やグループ外秘ネタ
- 2 プロジェクトのドメイン知識
- 3 用語集
- ここは1,2,4の用語全部含む
- 4については最悪なくてもいいが、「このPJではどう使われているか」があると嬉しい
- たとえばFluentdはググってもわかるログ収集ソフトウェアなので、最悪要らない
- が、このPJではこういう場面でこう使ってるよー的な記述が(一言でもあると)助かる!
- 4 汎用的な技術
- 5 個人ページ(z_XXXX)
- 各セクションの構造(ページ名の構造)
- こうする
- About
- ===
- サマリー
- ===
- その他ページ
- Aboutは1ページで、「このセクションではどういうネタを扱っているか」を端的に
- サマリーはnページで、以下を揃えると良い
- 初学者向けの「理解が捗る」要約
- 情報の俯瞰やリンク集
- その他のページはnページで、そのセクションに関するネタを書いていく
- こうする
- ページ追加
- ページ名
- ページ名変えてもリンク元は死なないのでゴリゴリ変えていい
- 検索でひっかけやすくすると良い
(title)(keywords)
- 例:
Terraform の ~> とは
Terraform の ~> とは version
とするとひっかかりやすいTerraform の ~> とは version major minor
← 僕一人だったらここまでするかな
- 自然に思い浮かんだキーワードで良い
- :sta:が、好みが強いかも
- とりあえずz_xxxxの個人ページでは好きにすればいい
- 個人ページとそれ以外の使い分け
- 個人ページは自分のやりたいようにする
- 書かなくても仕事できるなら別に書かなくてもいい
- 他の人は
- 個人ページを見てもいい
- コメントしてもいい
- 1,2,3,4に書くべき有益なネタがあれば、そっちに書く
- 最初から書けるなら書いてもいい
- 迷うなら、いったん個人ページで書いてみればいい
- ビューのレイアウト
- 操作
- ショートカットキーはできるだけ使った方が良い
- 個人的によく使うもの
- Ctrl +
.
で箇条書きon/offトグル - Ctrl + K でリンク挿入
- 実際はAutoHotkeyでCtrl + Lにしてるけど
- Ctrl +
-
で打ち消し線 - Alt + Ctrl +
[
](
_.md)
でページのインデントを下げる
- Ctrl +
- 「新しいウィンドウで開く」で2枚表示すると便利なことが多い
- 片方を読みながら、もう片方でメモするとか
- コンテンツを他ページに移動させたい場合は、「元の書式を維持して貼り付け」をする
- これしないと画像や書式がペーストされない
- ローカルへのバックアップ設定はしておく
- til/onenote_backup_export.md at master · stakiran/til
- たとえば1日単位、10世代とか
- 何かあっても復旧できるので安心
- タスク管理
- 番号があるなら
(完了フラグ)(番号)_(タスク名)
みたいにするといい - タスクについて言及したい場合、リンクから番号入れるだけで補完されてすぐ繋げられる
- 番号があるなら
- 画像の挿入
- snippingtoolで切り取ってコピペする
- お絵かきツールが地味に優秀
- OneNoteはお絵かきツールとしては優秀
- ただし「描いたものを画像として挿入」ではなく、今表示している領域に描く感じ
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