ワーキングメモリ 1 の世界
しんどい:
- 席を立って歩いてる時、別のことを意識したらもう何しようとしてたか忘れる
- トイレとマグカップ洗いを同時にやろうとするとマグカップ忘れる(排泄浴に引きずられる)
- 二桁の足し算の暗算がきつい
- 繰り上げの記憶以前に、式の記憶からしてしんどい
- 雑談を聞き取れない
- 虫食いみたいな感じ
- 小説を読めない
- 何が起こったか全然覚えてないし覚えられない
- 歌を聴いて歌詞の意味を聞き取れない
- 歌詞が発音されるペースが遅いせいで覚えられない
- マジで英語のリスニング
- 心的イメージを意識しながら取り組む作業に弱い
- 意識しながら動けない(意識したら動きができない)
- 例: 音ゲー全般、スポーツ全般
どうやってカバーしているか:
- 外に出す
- タイピングで書く
- 書いたものを見ながら続ける
- 素早く読み返せるようエディタ、ツール、キーボードショートカット等は整える
- 僕の場合、普段の仕事・書き物・コミュニケーションにおける思考過程はいちいち書く(書かないとまともに思考がはかどらない)
- 自分語をつくる
- 自分にとってわかりやすい言葉で代替する
- 一種のチャンキングか
- 授業でノートを律儀に取る感じ
- 僕の場合、会議も指示受ける時もマニュアル読む時も全部いちいち自分の言葉で要約(自分語を書く)して、以後はそれを見て進める
- ので自分語つくる時点でミスしてると後々ミスする
- 別の例
- みんな: 「資料はここにある」 ← これだけ覚えればいいじゃん。ブラウザ開いて、ポータル開いて、このリンクからこうたどっていって、最後にこのリンクの docx を開く
- 僕: 「この資料はこういうものであり、 (URL) から開ける。検索用キーワード:xxxx, yyyy, ……」 ← こんな感じでまとめる
- コードリーディングでたとえるなら
- みんなは「この関数何だっけ」となった時にいちいち見に行くタイプ。それでも今読んでる箇所や頭の中は忘れない
- 僕は「この関数何だっけ」となって脱線したらもう忘れるので、この関数とは何かを自分語で素早く読みかえせるようにまとめておく。何だっけとなったら素早くそれを読んで思い出す。
- ノイズを減らす
- 特に重さ(処理待ち時間、レスポンスの悪さ、もっさり感)
- 重いと作業が中断され、思考も中断される
- そしてワーメモ1だと「イライラ」や「イライラにどう対処するか」にワーメモ持っていかれて今のコンテキストをすぐに失う
- 重い環境下だと、この「コンテキストの一時喪失」が何回も起きる(何回も口頭で割り込まれるようなもん)
- PCとアプリの設定は全部眺めて、自分の意思に基づいた設定を適用する
- キーボなどハードも出来る限り自分の好みに
- 本質的にワーメモが要求される or 上記カバーが使えない仕事はしない
- 日頃から露悪して「僕はこういうことには向いてません」を周知させておく
- 何なら実際に一度やってみて「ほらできなかったでしょ」を示す
- 実際できないのだから仕方ない
- 一見できそうな仕事であっても「ちゃんとワーメモ1の自分のやり方で完遂できそうか」をイメージする
- たとえば「A社に常駐する仕事」だとアウトの可能性が高い
- 常駐する → 据え置き PC 使えないシンクラしか使えない → シンクラは小さいし通信遅延ある → デュアルモニタでテキストでバリバリ書く僕には致命的 → ダメやん
- これくらいはすぐにイメージできねばならない
- 日頃から上記カバーが使えることを許してもらえる(容認してもらえる)ような過ごし方をする
- 僕は「思考過程もタイピングしないと仕事にならないんです」キャラしてるので、日頃からタイピングバリバリ打っても容認される
- 指示受ける時とかもその場でいちいち上記(自分語書く、それ読みながら進める、なので理解遅い)をやってみせる → 相手も「こういう奴なんだな」と理解する
- 日頃から露悪して「僕はこういうことには向いてません」を周知させておく