ストレングス・ファインダーの資質グループは「効率化しちゃいけないこと」なのかもしれない
戦略的思考力
「考えたい」「頭脳活動をしたい」
影響力
「人に影響を与えたい」「人を動かしたい」
人間関係構築力
「人とつながりたい」「関係性を築きたい」
実行力
「何かを実行したい」「完遂したい」
- 資質と言えば「強み」のこと
- だが実は「自分が好きなこと」= 効率化されたくないこと でもあるのでは?とふと思った
- 例: 人間関係構築力を持つ人
- たとえ非効率であっても調和(ギスギスや衝突無く仲良く過ごしたい)したいし親密になりたい
- 効率を突き詰めた結果、調和と親密がゼロでも仕事が進めるようになったとしても、この人達は納得できない
- 例: 実行力を持つ人
- たとえ非効率であってもバリバリ働きたい、完遂したい
- 効率を突き詰めた結果、「僕たちは戦略的思考をするだけで済むようになりました」となっても、この人達は納得できない
- 例: 戦略的思考力を持つ人
- たとえ非効率であっても考え事していたい
- 効率を突き詰めた結果、思考の自由や寄り道の余地がなくなったとしても、この人達は納得できない
最近業務効率化や生産性向上に取り組んでいるが、価値観的反発?があり上手く行かない
- その原因の一つを、これで説明できる気がする?
- 僕は戦略的思考力と影響力を持つ
- 考え事がしたい
- 人を動かしたい
- 人間関係構築力と実行力は 一つも 持ってない
- だからなのか重要視しない
- 僕が効率化しようとしている対象も主にここだ
- 例
- コミュニケーションを非同期にする
- 余計なイベントは一切やるべきでない
- コミュニケーションは必要な時に必要な時だけやる、基本は一人で集中するべき(考え事は一人でこそやるものだもの)
- 平社員でも全社員に発信できるプラットフォーム(ブログ/Issue/チャット etc)を用意するべき
- そしたら効率的かつ率直に(上司フィルターを介さずダイレクトに)意見を収集&議論できる
- でもこれは目立ちたい、自分を示したい、人に影響与えたいという欲の現れでもある
- ……
- これらは「人でなし」「暴走している」などの評価を受ける
- 反発者は逆に人間関係構築力が高い
- 実際うちでストレングスファインダーしたときもその傾向強かった
- 僕:
戦略的思考力:影響力:人間関係構築力:実行力
=3:2:0:0
- 他の人
1:1:2:1
0:1:4:0
0:1:1:3
- こんな感じ
- 少なくとも人間関係構築力を持ってた
- 逆に戦略的思考力が少なかった
で、結論は?
- 多数派を占める人達が持つ資質グループ以外の資質グループを効率化すると、反発が少ないかもしれない?
- うちの場合、戦略的思考力や影響力について効率化すれば良い
- 考え事をする作業や余地を減らしてあげる
- 発信する作業や余地を減らしてあげる
これ、結局適材適所ってだけなのでは?
- うちの場合、考え事や発信をしたい人が少ない → 出来る人がやればいい → たとえば僕
- 結局こういうこと(適材適所)では?
- 言い方を変えると、僕が持ってない資質「人間関係構築力」と「実行力」については、僕が効率化する領分ではないということ
- 僕として効率化できてるつもりだけど、効率化して削減されたら、「人間関係構築力」マン「実行力」マンは溜まったものじゃない
- ……
こんがらがってきた。
……いや、こうか。
- うちの場合、
- 「人間関係構築力」と「実行力」に絡む部分を効率化しすぎると反発されやすいので、程々にしよう
- その分、僕がやりたい「戦略的思考力」や「影響力」に注力しよう、こちらを任せてもらえるようにしよう