知的生産とは何か
言語化してみる。
- ものづくりのこと
- ……だけどちょっと足りない
- いくつか例を
- 書籍執筆
- テーマ次第?
- たとえば幼児向けの絵本を描くことは知的生産?
- 業務効率化や生産性向上に関する検討
- 持論や持説をつくったりまとめたり言語化したりすること
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小説執筆、イラストレーション
- ものづくりに寄り過ぎてる気がする
- なんつか、もっと実用性が無いとダメな感じ?
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データアナライズ
- これは違うか
- パターンを探し出す、見い出すものであって創造ではない
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プログラミング
- どうだろこれ
- ……
- 書籍執筆
- 知的生産の性質
- 生産性が必要である
- 効果を測定することが難しい
- せいぜい成果物に対する人気度(アクセス数やいいね数、あるいは売上など)を定量化するか、定性的な競争(審査コンテスト)くらいか
- =明確なゴールが無い?
- 手段が形式的である
- 直感、直観、地頭といった「先天的な才能」に左右されず、ツールやフレームワークで凡人でも進めていける
- 言葉を分けて考えてみる
- 知的
- 生産
- 知的
- 知識、知恵、知見が無いとなし得ないこと
- 高度なこと
- 専門性が高いこと?
- 生産
- 新たに生み出すこと
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見い出すことも含む?これはダメ。研究や分析も全部知的生産になってしまう- 知的ではあるが生産ではない
- 生産と分析はカテゴリが違う気がする(個人の好み?)
- たとえばノーベル賞級の発見をした研究者は、知的生産の第一人者か、と言われると、うーん……
- この言葉からは「実用性」や「娯楽性」といった観点は無い
- つまりエンタメコンテンツを知的生産する、というのもありえる
僕の結論まとめます
- 知的生産とは、知的(専門的な知識/知恵/知見を要する)な生産(何らかのものづくり)のこと
- NOT
- 知的でない作業や仕事は、知的生産ではない
- 単調作業
- 未経験の新人でも(年数は議論の余地あるが)年単位以内に一人前の戦力になるような仕事
- 知的でない生産は、知的生産ではない
- 決まったメニューを提供する飲食店
- 説明書に従うだけでつくれるもの(プラモデル)
- 知的だが生産でないことは、知的生産ではない
- 分析
- 新しい定理や傾向の発見(数学者や心理学者 etc)
- 知的でない作業や仕事は、知的生産ではない
ネットでちょっと調べる
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知的生産性 - Wikipedia
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オフィスの中で知的成果物を生み出す効率
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製品の仕上がりが一時間に何個と計られる労働生産性(工場生産性)に対する言葉
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あくまで事業を推進するにあたって必要な成果物を生み出す効率を計るものであるため、その測定は困難
- 成果物を生み出す「効率」という捉え方か
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それでも、しつこく「知的生産」について語ります – R-style
- rashita さん、2010 年の記事
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ナレッジワーカー
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知識とは、成果を生むための高度に専門化された知識
- ドラッカーさんの定義
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とりあえず「知的生産つけとけ」的な本が多いことは確か
- よくある。rashita さんの言葉を借りるなら「実地的に」発展したものの一つで、それっぽく合っている言葉が「知的生産」だからみんなこぞって使うのだと思う?
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頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがらー情報ーを、ひとにわかるかたちで提出することなのだ
- 深い、というかもはや哲学やでぇ……
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知的生産の定義とそこから見えてくる「心がけ」 - シゴタノ!
- 2015年、シゴタノ、これも rashita さん
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知的生産の要素の「他の人に理解できる形でアウトプットを行う」が抜けている
- 他の人に使ってもらうという観点か
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要点を絞れば以下の3つになる
- アウトプットが目的、アウトプットの価値、時間の使い方
- 時間という観点 ← これはしっくり来る
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「知的生産」が生き抜くうえで最強の武器となる - Lifehacking.jp
- 2014年、堀さん
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「生産」という言葉がどうしても産業寄りの雰囲気を醸し出してしまいます
- wikipedia の定義はまさにこれ寄りだよなぁ
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学問に携わったり、頭のいいことをいうことが「知的」なのではなくて、情報が自由に泳ぎ回れるように新しいクラスタに新しい文脈のなかに解き放つことが「知的」なのだ
- パラダイム(見方や解釈)に寄せてる感じ?
ネット軽く見た上での結論
- 深いンゴ……