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パターン:インターナル・アウトサイダー

サマリー

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背景とアプローチ

アプローチ詳細

インターナル・アウトサイダーを成立させるために

従業員数千以上の大企業であれば、(よほど特殊か政治的でもない限りは)可能なはずです。主な争点は二つで、ASD 部下自身の能力と意思と、これを実際に飼ってくれる所属先部門の存在です。特に後者が難しいでしょう。社員とはいえ、赤の他人の ASD をいきなりインターナル・アウトサイダーとして迎え入れるのは難しいからです。ですので、実は今現在 ASD 部下を抱えているあなた自身が行うのが最も近道だったりします。

公式と非公式

インターナル・アウトサイダーの立場には「公式」と「非公式」があります。

まずは非公式をおすすめします。大企業であれば ASD 部下一人の管理は、所属部門以下のレベルで完結できるはずで、その単位で許容すればいいだけだからです。言うまでもないでしょうが、下手に公式を狙おうとしたところで、そうかんたんに動くはずもないですし、むしろ関係者が下手に増えて問題が煩雑化します。結果、リスクを恐れて中止に倒れます。

公式を端的に狙える唯一の道は、ダイバーシティ推進を担っている部門のトップ(あるいは同等の権力者)から見い出されること ですが、これには ASD 部下またはあなたがそのような人との接点を持っている必要があります。レアケースでしょう。

ですので、非公式で活動してしまって実績やプレゼンス(存在感)をつくってしまう方が早いのです。社内インフルエンサーはブルーオーシャンであり、その程度はすぐにつくれます。だからといって、誰もがかんたんに行えることではありません。ASD だからこそです。

🐰例

仮に私がインターナル・アウトサイダーになるとしたら、を少し考えてみます。

ネタは複数ありますが、「ASD 当事者としてニューロ・ダイバーシティを啓蒙する」を掲げましょう。

いかがでしょうか。

実は本気です。このドキュメントを書いたのも、私が ASD 当事者として本格的に活動していくための準備であり、アピールでもあります。というわけで、もしその気のある方がいらっしゃれば、ぜひお声がけください。お待ちしております。

議論

参考