1. 凡例
  2. ==== 前提知識 ====
  3. ヒトリーマン
  4. ヒトリッチ
  5. ヒトリーマンの三つの志向
    1. ライフ志向
    2. バランス志向
      1. ヒトリストの墓場
      2. バランス志向の基本戦略
      3. バランス志向が求めるもの
    3. ワーク志向
      1. 二種類のワーク志向
      2. 時代の変遷
  6. ==== 本題 ====
  7. エグゼクティブサマリー
  8. 脱暇の三アプローチ
    1. ブラボク
      1. 例
      2. メリットとデメリット
    2. 社内ニート
      1. 例
      2. メリットとデメリット
    3. 契約者
      1. 例
      2. メリットとデメリット
  9. ヒトリーマンの四原則
    1. 四原則要約
    2. 各原則の読み方
    3. 原則1. 諦める
      1. 昇進
      2. 社内での成功や承認
    4. 原則2. 避ける
      1. 無理ゲー
    5. 原則3. 逃げる
    6. 原則4. アピる
  10. 性質を知る
    1. 収入に関する話題

凡例

==== 前提知識 ====

ヒトリーマン

ヒトリスト(Hitorist) のサラリーマン(Salaryman)をヒトリーマン(Hitoryman)と呼ぶ。

ヒトリッチ

ヒトリッチ(Hitorich)とは、以下をすべて満たすヒトリーマンを指す。

数字で言えば「月手取り 30 万」である。

ヒトリーマンの三つの志向

  生活 代替 夢中 備考
ライフ志向 :o: :x: :x: 生活のレイヤーを最低限満たす
バランス志向 :o: :o: :x: 生活を十分充足、代替をある程度充足、あわよくば夢中も
ワーク志向 :o: :o: :o: 生活、代替、夢中すべてを仕事で満たす

ライフ志向

生活のレイヤーを最低限満たすためだけに働く。

仕事は生活のレイヤーを満たすための手段と割り切るため、意義、やり甲斐、達成感や満足感、承認といった精神的満足は求めない。

その性質上、生活費を小さく収めることができるため労働に融通が利きやすく(労働に費やす時間を減らしやすく)、毎日定時退社以下の労働時間を実現しやすい。

バランス志向

生活のレイヤーを十分に満たし、かつ代替のレイヤーもある程度満たし、あわよくば夢中のレイヤーも満たせることを期待して働く。

ヒトリストの墓場

バランス志向は、ライフ志向にもワーク志向にもなれないヒトリストが行きつく志向である。理由を以下に挙げる。

バランス志向の基本戦略

凡人にとって最も無難である「会社員」という手段で生活のレイヤーを満たしつつ、この前提で、なるべく代替と夢中のレイヤーも満たそうとすること。

バランス志向が求めるもの

バランス志向は仕事に下記を求める。

ワーク志向

仕事や会社生活において生活、代替、夢中すべてのレイヤーを満たす。

最もシンプルで強力な志向と言える。生活のレイヤーが壊れないよう注意は必要だが、ただ仕事に熱心に取り組み続けるだけで代替も夢中に満たせる。

リストラや定年後など仕事をなくなってしまうと燃え尽きてしまうリスクがある。

二種類のワーク志向

受動的と主体的がある。

時代の変遷

昔は最も簡単で確実な志向だった。会社は社員に仕事に献身させることで、大部分の(主体性が無く見聞も狭い)社員はワーク志向になることができていた(なるしかなかったとも言える)。受動的ワーク志向の時代である。

しかし現在は多様な価値観やライフスタイルの普及、大企業安泰説の崩壊、長時間残業に対する忌避の浸透など変化の激しい時代となったため、受動的ワーク志向がそもそも成立しない。一方で、仕事の手段やニーズの多様化により、主体的な者にとっては逆に働きやすくなっている。主体的ワーク志向時代の到来である。

==== 本題 ====

以降では筆者の実例ベースで生存戦略を述べる。

:warning: 実例ベースのため、以降の内容には以下前提を加える

エグゼクティブサマリー

脱暇の三アプローチ

ブラボク

「締切までに終わらせればいい」かつ「自分にとって高難度ではなく余裕で終わらせられる」ような仕事を請け負い、本当は余裕で終了できる(している)が見かけ上は締切相応に苦戦しているように見せること。

ブラボクでは締切よりだいぶ前の時点で仕事の目処を付け、余った時間を自分の時間に充てることで脱暇を目指す。つまり余裕のある仕事で脱暇しつつ、余った時間でも脱暇するという二刀流の脱暇。

例

一ヶ月以内に仕上げる仕事を二週間で終わらせる。

筆者はここ最近、とある部署から小さなソフトウェア開発案件を請け負っているが、契約時に余裕をもった締切と要件を設定する。たとえば二週間で終わるものを一ヶ月かかると主張する。これにより二週間分の空き時間を捻出でき、自分の時間を楽しむ(PC 設定カスタマイズ、作業改善用のツール作成、新しい技術や仕事術の勉強や試行など)ことができる。

メリットとデメリット

社内ニート

何らかの理由により仕事を与えられていない状態。

例

メリットとデメリット

契約者

「わかった、定時退社は約束しよう」と上司やチームから保証(配慮)してもらえている状態。

例

メリットとデメリット

ヒトリーマンの四原則

四原則要約

各原則の読み方

原則1. 諦める

ヒトリストという対人関係を半ば放棄した生き方をする以上、手の届かないことや割に合わないことは多い。これらに費やしても無駄なので最初から諦める。

昇進

社内での成功や承認

人は発信内容(コンテンツ)よりも発信者(人)を見る。

社内での成功には権力者への推薦が不可欠である。

原則2. 避ける

ヒトリストを蝕む無理ゲーはとにかく避ける。入った後で逃げるのではなく、そもそも近づくことさえもないように徹底的に避ける。

無理ゲー

無理ゲーとは本質的に苦しい仕事や環境のこと。

サマリー:

無理ゲーの定義:

無理ゲーの種類:

無理ゲーの例:

原則3. 逃げる

逃げることは有効な選択肢である。逃げやすくするためには日頃からフットワークと逃げ道を確保しておくことや、逃げづらくなる要因を負わないことなどが要求される。

日頃からフットワークを軽くしておく、逃げ道を用意しておく、不安でも逃げる

異動や転勤は積極的に 大企業は国。国にはいろんな村(部署)がある 部署次第で天国にも地獄にも 本質的に辛い部署もある(人間関係、劣悪な設備道具、モンスター顧客、QCDの厳しい仕事) 本質的に辛い部署からは逃げるしかない 逃げやすいようフットワークを軽くしておく ミニマリズムで生活コストとモノを小さくしておくと効果的 若いうち 20-30 代 に一度は経験しておいた方が心理的に楽(いざとなれば逃げられると安心感)

責任を負わない 仕事を負わない

文書化する 属人化させない

原則4. アピる

ヒトリーマンとして快適な立ち位置を獲得・維持するためには、しつこいくらいのアピールが必要である。アピールするのは強みと弱み、性格と性質等であるが、露悪的になることもある。会社員は簡単には解雇されないため、多少わがままでも問題は無い。むしろ難のある人材として孤立するくらいが良い。

学校におけるぼっちのような存在を目指す 嫌われる、ハブられる、はれもの扱いされる

2 定時キャラのアピール 3 「余裕あるのね?じゃあこれも手伝って」 ← これを回避するには

本質的に大変な仕事については「できない」「無理にやらせると失敗する」とわからせる 部下の失態は査定に響くので無茶はさせられない 上司≒理不尽で苦しい会社生活に耐えて結果出してきた精鋭、そういうのは呼吸のごとく気にする

得意なことは主張する できることが少ない+得意なことがある → 得意なことを仕事にできる 好きなことを得意なこととして主張すれば、好きなことを仕事にできる これすればギリギリ存在意義見い出せる、ギリギリ存在を許してもらえる これしないと完全にお荷物 気合入れて排除される恐れアリ 自分自身も精神的にキツイ(社内ニートがキツイのと一緒)

性質を知る

簡単にはクビにならない企業を 人事権を持つ権力者がそばにいないこと(気分次第で切られる) 大企業 or そのグループ リテラシーが高い場所がいい(ict企業) 低いと融通利かない 2019/09 現在で言えば働き方改革がある程度取り入れられているとか チャットコミュニケーションが推進されている リモートワークを部分的に取り入れている、平社員でも使える …… 入るには? 新卒で頑張るしかない 数を打てば一つは当たる(彼女ゲットするみたいな感じ?) ★前提にした方がいいかも。前提:大企業またはそのグループの社員 中途採用は経験ないのでよくわからん

楽な部署 フロント(顧客サイド)よりもバック(裏方) 目安:外出なしでオフィスにこもれる、スーツを着なくても良い フロントは打ち合わせや移動が多く本質的に時間がかかる フロントは顧客に近く、対人的な努力や考慮事項が多い 上司やメンバーが忙しい 放置プレイになりやすく裁量を確保しやすい

そもそも日本の大企業の性質 1 ファミリー 労働契約関係だと割り切ることはしない 一緒に過ごして仲良くなることを求める 彼らはなぜ無駄な過ごし方をするか? ← そもそもファミリーなので無駄という意識がない 愛する家族との団らんには効率を持ち込まないのと一緒 2 保守的指向の蓄積 昔積み上げた成果と制度と世界観で生きながらえているようなもの トップにいるのも当時の連中 変わろうとしないし、変えられない

本質的に減らすべきもの 仕事の性質 いわゆる「本質的に大変な仕事」 ステークホルダーが多い 締め切りが短い 手順やルールに厳密に従う仕事(長いとなお地獄) 成果に対する契約が曖昧で、かつ相手が妥協しない場合(度重なる要求に振り回される) 仕事の量 一日数時間はゆとりがあるくらいがちょうどいい(これでもイレギュラー起きてゆとりが消えていく) そもそも人が集中して働けるのは 8 時間中 3-5 時間 マルチタスク 複数の仕事を抱えること(コンテキストスイッチングでロストと疲弊が大きい) やりとりする人の数 コミュニケーション量 雑談や打ち合わせは少ない方がいい 一日一言も喋らない日がある ← これくらいを目指したい

知っておくと良い心がけ 自分がいなくても仕事は回る 能力・適性・生活が違うのは当たり前、仕事量が違うのも当たり前、なら人並以下しか働いてないのもアリ 尻拭いはしたくないし、査定に響かせたくもないので、失敗しそうな奴には任せない みんな忙しくて気にしてない、気にする余裕がない

収入に関する話題

ヒトリッチの是非 ヒトリッチに至るライン(月手取り30万)はほぼ無理ゲー よほどホワイトで待遇の良い大手 or 昇進が必要だがどちらもヒトリストでは手に入らない 増やしたいなら副業、無理なら支出を減らす方向 貯金はパラサイトシングルで貯める 一年働かずに暮らせる程度あれば安心感が違う

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