スラック・インセンティブ
スラック(Slack)もインセンティブであるという考え方、またインセンティブとしてスラックを与えること。
Slack Insentive.
背景
- スラックを啓蒙・普及させるためには、スラックがインセンティブだと理解してもらえばいいだろう、ということでこの言葉をつくった

実装例
- 1日8時間労働の緩和
- 仮に3時間スラック(スリースラック)を使えるとすると、労働時間は実質5時間になる
- この3時間も勤務中であるが、スラック的に過ごせる
- 仕事に関して自分がやりたかった勉強、考え事、交流、その他備えをすればいい
- 過ごし方は自由なので「1時間を超集中して過ごす」「2時間を散歩でだらだら考えつつのんびり」とかでもいい
- たとえばスリースラックを月4本支給する制度にする
- 加えて、スラックのときに生み出した成果や過程は重要なので、アウトプットとして共有してもらう
- 義務にしすぎると精神的にきつくなってスラックを満たさなくなるので注意
- [スラックタイム]
- 普段打ち合わせに忙しい管理職層は、作業時間を取るために「個人ワーク時間」を取る
- 予定に個人ワーク予定をぶっこんでおいたり、「今日午前はワークするので打ち合わせしません」宣言したり etc
- 同様に、過ごし方の種類に「スラック的に過ごす」を加える
- またチームとして「月曜日午前と金曜日午後はスラックタイムです」など運用に組み込んでもいい
組織のプレゼンス向上として:
- スラック・インセンティブは「良い働き方」や「福利厚生」としての側面もある
- アピールすることで採用力強化にもつなげられるだろう
- また「スラックの概念を使いこなせる人材」も集めやすくなる
- ちなみに2025/07/02現在、この概念はまだ使われていないので、使えば先駆者ポジションを取れます

スラックでフリーライドされないためには
- アウトプット義務
- 勤務中のスラックであれば、仕事や組織に関する何らかの貢献に取り組んでいるはずである。それを証明するために、成果や過程を、雑でもいいので出す
- 直接的・間接的、短期的・中長期的、テーマは問わない
- ゲームタイムとして社内でマイクラで交流するには?を検討してました、とかでもいい
- 本人の自主性と創造性を最大限尊重する
- 影響義務
- アウトプット義務だけだと、公開範囲が狭い場合に「誰の何の役にも立たない」「誰にも見られてない」が起きる
- これを防ぐために、アウトプットの範囲を広げることで影響を大きくする
- 前提として、社員の貢献には 1:直接的な売上を伸ばす活動、2:同左維持する活動、3:そのような人達に直接的・間接的に影響を与える活動があり、ここは3に該当する
- たとえば社員全員が自由に見れるエリアに公開する等
- 社員全員が難しいなら部門内、事業部内など少し狭めるところから始めてもいい
- LT義務
- どこかのLTで発表することや、資料を残して公開することを義務付ける
- イベント開催が負担なら動画投稿でもいい
スラックで出したアウトプットを生かすためには
- Ans: スラックを使ってアウトプットを読んだり、コメントを書いたり、別のアイデアを被せたりします
- 最も重要な点ですが、スラックによりアウトプットを出したところで、それを生かしてもらえないと意味がありません。生かすためにはそれらアウトプットを読まねばなりません。そのためのスラックがまさに必要になります。というわけで、スラック・インセンティブを推進する場合は、スラックとして皆さんのアウトプットも積極的に読みましょう・生かしましょう、との啓蒙も必要です

- もちろん、それができるだけのプラットフォームの整備も必要です。たとえば社員全員が自由にアクセスできて誰でも何でも置ける、書けるクラウドストレージやQWINCSを用意するなど。といってもチャットのように空気が存在すると置きづらいので、本当に遠慮なく置いてもらえる仕組みの開発がまずは要ります。個人的に最短と思うのは「社員全員誰でも自由に読み書きできる場所」の設置、トップレベルでの「自由に使ってもいいです」宣言、そしてできればこの活動を積極的に行った社員に加点を行うインセンティブを設けることです

Q&A
- Q: スラックはひとりで過ごすものか?交流してもいいのか?
- Ans: どちらでもよい
- 私はひとりで過ごす方を重視しています。労働者体験でも書きましたが、真に主体性を発揮して豊かな体験を得るには、孤独にならねばなりません。また企業の目線でも、そうして各社員が自分の主体性をフル活用してつくったゼロイチをベースに議論・試行した方が、中長期的には多様的で良いものも生まれると思います
