以前『観察者つき1on1』を紹介しましたが、
この傍観者のいる1on1も似た取り組みになります。
1on1を行う2人 + n人の傍観者がいる、という構図です。
情報格差は政治を生みますが、1on1は閉鎖的であり、このあり方は変えられません。
「傍観者のいる1on1」であれば、傍観者がいるため閉鎖の力学は働かなくなります。
といっても閉鎖的なやりとりを抑制することはできません(またするべきでもありません)が、仕事上あるいは組織上必要なやりとりのいくつかがオープンになります。
特に女性は「二人きり」というシチュエーションに警戒します。またリモートであっても、隠しきれない下心を感じて辛かったりします。
現代では、特に日本では「二人きり」は、仕事だからといって安易に使っていいものではありません。
「傍観者のいる1on1」であれば、傍観者がいるため「二人きり」を回避できます。
また、このような取り組みを外部にアピールすれば、多様性に配慮している組織として注目してもらえるでしょう。
仕事や組織に関する建設的な話こそが重要です。
「傍観者のいる1on1」は、プライベートに踏み込む・踏み込まれることの抑止力になります。
プライベートな話題も含めて会話することの是非はここでは深堀りしませんが、従来の1on1でこれを行うことは逃げの側面が強いです。
仕事ですし、社会人なのですから、別にそんなものは要りません。ちゃんと議論と対話ができればそれで良いはずです。日本は人間関係を重視する文化ですから、このような視点は中々持ちづらく、まして反映もしづらいのが現状です。
「傍観者のいる1on1」は、この逃げを仕組みとして軽減する良い手段となります。