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自律性と生活リズムで4つの資質に分けることができます。

マトリックス

上記の2軸でマトリックスにできます。

自律と生活リズムのマトリックス。

1: アスリート

自律できるし、生活リズムも固定したいタイプ。

ベストパフォーマンスを出すには「ベストな状態をつくるための日々の過ごし方」を模索して、それをひたすら続けることですが、アスリートタイプは唯一これができます。

スポーツのプロ選手だからアスリートタイプというわけではありません。資質の話なので、プロ選手だから等は関係がないです。プロ選手はたしかに長期的な鍛錬を要しますが、これは別に自律してリズムを固定しなくてもできます。

アスリートに当てはまりそうなこと:

2: シープ

自律はできないが、生活リズムは固定したいタイプです。

シープ(Sheep)は羊の意味であり、ここでは「信者」の意味合いを込めています。

辛辣に言えば、何かにすがりたい人や自分を持ってない人がこのタイプで、圧倒的なマジョリティです。たぶん3人に2人はこれだと思います。

シープに当てはまりそうなこと:

3: クリエイター

自律できるが、生活リズムは固定したくないタイプです。

何かをつくるためには集中がすべてだと考えており、必要なら他を捨ててでも集中しますし、必要ないなら丸何日も一向に動かないこともあります。

紛らわしいのは、メールやチャットに返せないから自律性がないということです。返せるだけの自律性はありますが、単に優先順位が低くて「行動しない」だけです。

ちなみに、クリエイターだからといってクリエイタータイプであるとは限りませんし、むしろ少数派だと思います(次で述べるアプライアが多い)。

クリエイターに当てはまりそうなこと:

4: アプライア

自律できないし、生活リズムも固定したくないタイプ。

アプライアとは造語ですが、Apply + er で、適応に長けた存在といった意味合いを込めています。

シープタイプの次にマジョリティで、資本主義や多忙主義と最も相性が良いタイプでもあります。

この人達は「場」に自分を放り込んで、そこで起こる刺激にひたすら反応していく形で生きようとします。自律できないし、固定したくもないので、外部の環境を拠り所にします。退屈も嫌いがちで、生き急いでいるように見えることもよくあります。

アプライアに当てはまりそうなこと:

判定に迷う事例

Q: アスリートタイプのように生きつつ、クリエイティブなことをしているのは?

Ans: アスリートタイプだと思います。

クリエイタータイプであれば、生活リズムを固定するという発想は捨てて、偶発的なひらめきや集中にフルコミットするような生き方をします。

※クリエイティブなこと自体は、別にアスリート的でもクリエイター的でもどちらの生き方でもできると思いますし、天才と呼ばれる人であっても両方の例があると思います。

※難しいのは、アスリートタイプとして、クリエイタータイプの「自由な過ごし方」を取り入れるケースがあるということです。そういう意味では、厳密に分けるのは難しいですね。

Q: SNSやゲームにおぼれているクリエイターは何タイプ?

Ans: アプライアタイプだと思います。

クリエイタータイプであれば、その程度の刺激は遮断します。あるいは一時的に浴びることはあるかもしれませんが、浴びるターンを終えたら遮断できます。

恒常的に浴びている、つまりは溺れているような人は、まさに外部環境を拠り所にしているわけで、典型的なアプライアです。

「クリエイターはクリエイタータイプじゃないの?」

とはよくある誤解ですが、少ないと思います。むしろ、環境に飛び込んで、刺激を浴びまくって、そこで素早くアウトプットを出すビジネス的なクリエイターが多いのが実情だと思います。し、現代もそういう時代なので、このあり方が多くなるのも必然だと思います。

Q: 私生活がだらしない、またはアスリートタイプほどではないプロは?

Ans: アプライアタイプだと思います。

プロになるほどの鍛錬を長期的に積んでいるはずですが、それは単にアプライアとして、そういう環境に飛び込んで適応し続けただけである可能性があります。

一つの目安として、この手のプロは以下のいずれかが当てはまることが多いはずです。

Q: 会社員はシープ?

Ans: その可能性は高いですが、一概には言えません。

シープ的に過ごさないと会社で生きていけないので、シープではない人は我慢しているか、あるいは上手く誤魔化しています。

一つの目安として、会社や組織やチームなどが規定する「デフォルトの過ごし方」から外れることが多かったり、外す提案をすぐ出すような人は、シープではない可能性が高いと思います。

逆にシープは外れることすら疑いませんし、新しい過ごし方を出していいのは「雲の上の何か」だと考えているので、目の前の同僚から出た提案は素直に受け入れません。信者という意味合いを込めたのも、ここにあります。

早い話、シープは過ごし方など「あり方」の融通が利きません。と書くと部下側の人に限定されそうに聞こえますが、そうではなく、部下を抱えるマネージャーや、その上や、経営層であってもシープは珍しくないです。

※ただし、その立場を守るためにシープを演じているケースもあるので一概には言えませんね……。