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調子(Condition)、動機(Motivation)、文脈(Context)の3つを同時に満たすことはできない、という経験則があります。

これをCMC定理と呼びます。

CMC定理

なぜ同時に満たせないかを述べます。

調子を整えれば整えるほど、

整えることに時間を使います。それゆえに時間がなくなるため、文脈を知ることに費やせなくなります。ストイックな生活リズムとトレーニングを行う人は付き合いが悪いですが、まさにこれです。

また調子が第一になるため、セーブされて熱量も削がれます。動機は熱量に依存しているので、動機も薄くなります。

別の言い方をすると「調子を整える」ことが第一の動機になってしまい、別の動機――たとえば何らかのタスクや目標への動機を第一に置くことができなくなります。

動機が高ければ高いほど、

没頭します。心身が疲弊するため調子が削られていきます。

また、視野が狭くなって、自分のやりたいことを突き進みがちになる(そうしないと没頭できない)ので、文脈も把握しなくなっていきます。クリエイターはわかりやすいと思います。

文脈を知れば知るほど、

泥臭い部分、好きじゃない部分、納得できない部分が出てきて動機が削がれます。ですので、一般的にはお金や地位名誉やゲーム性といった外発的な動機に頼りがちです。

また、万人ではありませんが、文脈のそういった汚さへの認識が発展して、組織やコミュニティや国や人類に対する失望や絶望にまで発展することがあり、ここまでくると調子(特に精神)に悪影響が出ます。

結論

したがって、調子・動機・文脈のすべて満たすことはできません。

どれを満たしたいか、あるいはどれなら軽視してもいいかを決めて選択すると良いでしょう。

あなたが大切なのは調子ですか?動機ですか?それとも文脈ですか?

余談: 名前の由来

CAP定理というIT用語から取っています。

https://mypage.otsuka-shokai.co.jp/contents/business-oyakudachi/words/cap-theorem.html

※CMC定理は定理ではなく、ただの経験則ですが、名前の語感が良いので定理とつけています。