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新卒でずっと同じ会社にいると、他の会社のことがわからない
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といった声をよく聞きます。
一般化すると、井の中の蛙から脱するためには、また組織の同一性から逃れるためには、他の組織を知る必要があります。
しかし現時点では難しいです。なぜなら機密情報の名のもとに、会社の事情を外に漏らせないからです。一応、転職サイトを使えば中の人による口コミを読めますし、文化としても黙認されてはいますが、限定的です。
この問題を解消するためには、異なる会社どうしで意見をシェアする仕組みが必要です。整理しましょう。
意見をシェアするプラットフォームをつくります。「うちではこうしてる」という意味で、仮にコウシテルと名付けます。
コウシテルのイメージ。
詳細を見ていきましょう。
コウシテルでは、まず「テーマ」を投稿し、これに対して各社が意見をぶら下げる形を取ります。
※テーマの投稿を誰が管理するかという話は割愛します。
各社の意見はフィルターを2つ通します。
一つは共通フィルターです。コウシテルが持つ共通フィルターで、表現を無難なものにします。特に誹謗中傷や個人情報などを削除したり、言い回しを柔らかくて無個性的なものにします。
もう一つが、会社フィルターで、会社ごとのフィルターです。どうフィルタリングするかは各社が決めます。
ここからが重要ですが、会社フィルターの運用状況は公開されます。
フィルター運用スコアとして点数を出せると良いでしょう。つまり、運用状況が晒されることで、ある程度その会社の健全性や透明性を推し量ることができます。
このやり方であれば共有のジレンマ(※1)を解消できます。
※1 共有できるようにすると機密情報などが漏れるリスクが上がる、かといってチェックを入れると厳しくなりがちであり共有自体が機能しなくなる、あるいは良くても政治を勝ち抜いたものしか出せない
チェックを厳しくすると運用スコアが下がって「情報を出し惜しんでいる会社」「健全じゃない会社」に見えるので、積極的に通すようインセンティブが働くためです。
機密の名のもとに、各社のあり方は共有されないのが現状です。
現代において、これは不便かつ不自由で、不健全性ではないでしょうか。この前時代的なあり方を変えるためには、コウシテルのようなプラットフォームと、会社フィルターという当事者コントロールの両方が必要です。
他社について知りたいと考える人は多く、ニーズは高いと言えます。というわけで、ビジネスチャンスでもありますので、このコウシテルのアイデアをぜひお使いください。
世の中を変えましょう!