workhack2.0

以前QWICについて解説しました。

対面口頭以外の情報共有とコミュニケーションは「QWIC」

QWICとは以下の頭文字を取ったものです。

ですが、もう少しだけツールがあるので、再整理します。

QWINCS

QWINCS(読み方はクインクス)は、以下の略です。

今回追加したのは太字二つ部分であり、どちらも複数人の同時利用が可能な点が特徴です。コラボレーションの需要に応えるツールと言えるでしょう。

ノート(Note)

ノートやドキュメントといった「文書」的なページがあって、そこに複数人が同時に書き込める世界観となります。

議事録と議事メモは違いますとしての活用はよく見られますが、重用できれば口頭による打ち合わせを廃して、テキストのみの打ち合わせすら可能となります。現実的にはまだまだといったところです。というのも、ノート内のどこに何を書くかというファシリテーションの体系が未整備だからです。

※これを当サイトではコラボレーティブ・ノートテイキング

無限キャンバス(Sticky board)

元は付箋を貼り付けるホワイトボードから始まりましたが、今では付箋以外の情報も扱ってワークスペースとしてのポテンシャルを誇っています。

本質的にはバーチャルオフィスだと考えます。「n次元空間」に「どんな物を配置」するか、また「各個人をどう表現するか」が違います。

この手のツールは無限キャンバス(Infinite Canvas)と呼ばれたりもしますが、付箋という言葉のわかりやすさとQWINCSの響きの良さとで、ここでは Sticky board としました。

指向は?

ではノートと無限キャンバスは何指向と言えるでしょうか。

QWICに太字で追加します。

ノートはギャザー指向

ギャザー(Gather)とは、一つの場所に集まるという意味です。ノートでは一つのドキュメントやページに集まって、行の塊を皆でつくりあげていきます。

ギャザー指向。

テンプレートをつくっておいて埋めていったり、ひとりひとりが塊をつくって発散してから収束用の塊をつくったり、あるいは単に1-議題 1-塊にしてコメントを書き込んでいったり、などやり方は無数にあります。

その本質は、皆が同じ場所に集まっていることです。従来は対面で部屋に集まっていましたが、それをノートでやるのです。ノートという部屋に集まっているのです(Note As A Room)。

無限キャンバスは空間指向的

無限キャンバスは、建物や住所が存在する現実世界と同じような世界観であり、いわば空間的なものです。

空間指向。Miroのような2次元+カーソルアバターの場合。

ただし現実世界とは違って、世界(ワールド)を複数個つくったり、それらを繋いだりできます。postalkではすでにボード間のリンクをサポートしています。

また、同じ世界内でのワープもおそらく今後盛んになってくるでしょう。無限キャンバスからは離れますが、マインクラフトではネザーゲートを用いたワープがよく使われています。

おわりに

QWICにノートと無限キャンバスを加えて、QWINCSとしました。

コミュニケーションツールとして、これら6つ――Q&A、Wiki、Issues、Note、Chat、Sticky board が存在するということです。これらを活用することで、原始的な出社や口頭ベースの打ち合わせから脱しやすくなるでしょう。