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コミュニケーションは「聞いて話す」と「読んで書く」が主流ですが、実は 4 パターンあります。
このあり方の多様性を言語的多様性(Linguistic Diversity)と呼びます。言語的多様性を広げるメリットと、そのための 4 つのパターンの関係や連携を見ていきましょう。
コミュニケーションの量、質、融通を全部底上げできます。
単純な話、やり方が多い方がその分「向いているやり方」を発揮しやすくなりますし、状況に応じて適切なやり方を選べるので融通も聞きやすくなります。
たとえば、安易に出社回帰に倒したり、会議を増やしたりせずとも、読み・書きを混ぜることで「会議レスなリモートワーク」を実現しやすくなります。一方で、恒常的には、読み・書きが得意な人、聞き・話しが得意な人、どちらもできる人の全員が得意を発揮しつつ連携できるので、コミュニケーションの量も増えますし質も上がります。
従来は「聞き話し」派と「読み書き」派の 2 パターンで議論されがちでしたが、どちらもあり方がだいぶ異なるため共存が不可能でした。
しかし「聞き書き」と「読み話し」という仲介者を設けることで、連携が可能となり、共存もできるのです。
まず全体像をマトリックスで整理しましょう。
マトリックス。
次に役割を分けます。
左上の「1 聞き話し」はスプリンター(Sprinter)です。瞬発的なやりとりが得意です。短期的・短時間な状況に向いています。
右下の「4 読み書き」はサステイナー(Sustainer)です。サステインとはサステナビリティの動詞です。持久的なやりとりが得意です。中長期的・長時間な状況に向いています。
そして残る二つは仲介者(Mediator)です。スプリンターとサステイナーを仲介します。
最初に図で示します。
連携の全体像。
次に文章でも説明します。
スプリンターは、スプリンター同士でやりとりします。また「2 読み話し」の仲介者が話したことも聞きます。
サステイナーは、サステイナー同士でやりとりします。また「3 聞き書き」の仲介者が書いたことも読みます。
仲介者は個別に見ます。