デジタルへの依存とその弊害を和らげるための行動をデジタルデトックスと呼びます。主な対象はSNSやゲームです。
ここに近い将来、AIが加わる可能性がありますので備えておきましょう。
まず始めにデトックス(Detox)の概念を整理しておきます。特にデジタルデトックスを指しますが、以下二つの意味合いがあります。
1:の治療については扱いません。2:のガス抜きの方を扱います。
ガス抜きは、本質的には仕事と休憩でいう休憩と同じです。一日に何度も入れる小休憩と、休日のようなまとまった休憩がありますよね。何事も同じです。やりすぎは良くなくて、たまには休まねばなりません。
さて、デトックスというと、後者の休日を指します。まとまったゆとりを差し込むということです。
AIデトックスとは、AIで生成したコンテンツへの依存を減らすためのガス抜きを指します。
Ans: 今はそのとおりです。
今後はわかりませんが、私たちが納得するレベルのコンテンツをつくれるようになるかもしれません。
そうなると、SNSやショート動画のように、大量のコンテンツを漁るようになるでしょう。あるいは、AI秘書があなたの消費傾向を全部把握した上で、あなたが好むコンテンツを推薦し続けてくれるかもしれません。もしくはゲームを楽しむようにコンテンツを探索するサービスがつくられて、それにのめりこむかもしれません。
不便なので、この現象を仮に『コンテンツ・シンギュラリティ』と呼ぶことにします。
AI製のコンテンツに限った話ではないですが、以下弊害があります。
消費して過ごすだけなら別に良いのですが、残念なことに時代は VUCA です。正解がなく、先が見えず、変化も激しい時代なので、自分を持たないと流されるだけです。
特にコンテンツ・シンギュラリティが起きると、従来以上に自分にとって気持ちいいコンテンツと出会える率が増えるはずです。
SNSが無かった頃のタイムライン、YouTubeが無かった頃の動画、ショート動画が無かった頃のショート動画――そんな革命がまさに起きるわけです。
飲み込まれた後に抗うのは難しいことです。すでにSNSやショート動画に依存してしまっている人は、あなたの周囲にもいると思います。何ならあなた自身もそうかもしれません。
その場合、上述した弊害に見舞われているはずし、そういう人がデトックスを知ったところで行動に起こすのも難しいでしょう。
だからこそ、今のうちに備えておく必要があると考えます。備えたところで結局飲まれるかもしれませんが、心構えを持っておくだけでも違います。
※ちなみに本当に弊害を回避したいなら、「依存するまで触らない!」と徹底するしかありません。病気と同じで、一度かかったら大変です。そういう予防の意味でも、AIデトックスの概念を知っておく価値はあると思います。
ここから実践の話をしましょう。
すでに述べたとおり、治療ではなくガス抜きの観点で扱います。といっても言えることは単純で、
これだけです。 ※1: はデトックスではないので割愛します。
すでに書きましたが、仕事と休日の関係がわかりやすい。とりあえず土曜日と日曜日は休みますよね。そのおかげで、仕事に依存しすぎる弊害を回避できていると思います。
そんなふうに、AIデトックスとしての休憩日(AIコンテンツに触れない日)を恒常的につくるだけです。
ここで「触れない日なんてつくれない」という人は、依存に片足を突っ込んでいると考えてください。
すでにSNSやYouTubeに触れない日をつくれない人は多いと思いますが、単に依存しているからです。そういう人は上述の弊害に見舞われていると思います。逆に「つくれる」人は、弊害が起きていないか、起きることがあっても軽減できるでしょう。