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エルハラとは、今後ハラスメントになるかもしれないもので、LLMを使えばいいのにあえて禁止することを指します。

LLMハラスメントを略してエルハラ、と名付けてみました。

概要

テクハラの一種です

すでにテクノロジーハラスメント(テクハラ)があります。二通りあります。

エルハラは抑圧型です。LLMが使えるのに、あえて使わせてもらえないのです。

エルハラの立ち位置

エルハラという言葉はたぶん私の造語ですが、同じことを考えている人や遭遇してきた人は多数いるでしょう。

一方で、LLM含め生成AIのリスクも懸念されているわけで、セキュリティやコンプライアンスの名のもとに、利用を制限されているケースも多いと思います。

その辺もクリアされて、今後LLMの利用が当たり前になってきたときにエルハラも盛り上がってくると思います。テクハラという言葉があるように、抑圧してくる人や勢力はいるのです。テクノロジーに限らず、新しいものを拒む構図はよくあることです。

エルハラに備える

エルハラをしない

エルハラを起こす側にはまわりたくないものです。自分が使わないのは勝手ですが、使っている人達を抑圧しないようにしましょう。無自覚にやってしまうと、知らないうちに味方が減ることにもなりかねません。いわゆる「老害」になります。

エルハラをしないためには、自分もLLMを使って「使う側」に行くか、それができないなら距離を置くなり任せるなりするべきでしょう。

エルハラをさせない

エルハラを受けることも今後考えられます。特にコンプラ、セキュリティ、人間らしさといったもっともらしい理由で説得させられる可能性もあります。

※それらも重要ですが、本記事では議論は割愛します。

持論ですが、生活水準を下げることを許してはいけません。電車を使っている人に「電車を使うな」「健康と鍛錬のために自転車を使え」と抑圧することは、暴力以外の何者でもないでしょう。一度上がった水準は、下げるべきではないのです。

LLMでも同じことで、LLMを使うことによる利便性の向上も水準です。「LLMを使うな」は暴力的なことであり、毅然と立ち向かうべきです。

「LLM利活用をどこまで認めているか」を評価指標に

LLMをどれだけ使えるかは、その会社の方針次第です。一方で、会社はコンプラやセキュリティその他道徳や倫理を持ち出すことで、合法的にエルハラを行いやすい立場でもあります。

この流れは止めたいと思っていて、評価指標を持ち出せばいいと考えています。

ALLLM(アルルム) - Acceptable Level of LLMs. と名付けました。

アルルムとは、LLMの利活用をどこまで許しているかというレベルを示したものです。中身はまだつくっていませんが、たとえば以下のイメージ。

その上で、会社としてどのレベルにいるかを公表します。公表していない会社はそもそも不透明であり、エルハラに遭遇する可能性が高いと考えます。

実運用は難しいでしょうが、このような評価指標があれば、LLMの利活用抑圧は抑えられるはずです。

未来像としては、たとえば OpenWork のような転職口コミサイトで「アルルムは3を謳っていますが、実態は2でした」のようなことが書かれる光景をイメージしています。

おわりに

エルハラについて整理しました。

現時点ではまだまだ遭遇しないかもしれませんが、今後起こると思います。備えておきましょう。