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絵文字やスタンプによるリアクションは馴染み深いですが、意外と活性化しづらいです。👍(いいね)のように万能すぎて情報量のないものばかり使われますし、選択肢が多くて認知負荷がかかって腰が上がりにくかったりもします。
この現状を打破するために、リアクションセットをつくると良いでしょう。
絵文字やスタンプによるリアクションは馴染み深いです。非言語情報を、非同期的に、端的に表現できるのが強みです。
しかし実際はさほど使われておらず、対面や打ち合わせをカバーするには至っていません。さほど使われていない理由は次のとおりです。
これらを解消できれば、対面や打ち合わせという高コストなやり方のウェイトを減らせます。リアクションをベースにしたコミュニケーションが加速するのです。これをスタンプ・ベースド・コミュニケーションと呼びましょう。
スタンプ・ベースド・コミュニケーションが阻害されていること。
Ans: リアクションセットを導入する。
使用できるスタンプを厳選して、それだけを使わせることをリアクションセットと呼びましょう。あるいは厳選したセットそのものも指します。
たとえば「スタンプとして5個用意したのでこれだけを使ってね」のようにします。
リアクションとして付与する絵文字全般を指します。
色んな形態があります。例を示します:
チャットでありがちな、メッセージにつけるタイプ。
メッセージとして絵文字を直接書き込むタイプ。
Discordではテキストで絵文字を入れても、このように画像化されます。
Cosenseでありがちな、絵文字と署名(自分のアイコン)をつけるタイプ。
この例では二名が、Bさんの案に👍をつけている。
ちなみに、イラスト化されたスタンプやアニメーション化されたスタンプもよく使われます(LINEは有名)が、ここでは含めません。
スタンプとは、あくまで絵文字を指すこととします。
Ans: スタンプ・ベースド・コミュニケーションが加速します。
というより、加速するようなスタンプのセットをつくるのだと考えてください。リアクションのデザイン(設計)と言ってもいいです。
システムが用意したものをそのまま使うのでもなく。 👍のような使いやすいものに安易に頼るのでもなく。
使い勝手の良いスタンプを、しっかりと検討して選んで、みんなで使うのです。これを、本記事の言葉でいうと「リアクションセットをつくろう」となるのです。
リアクションセットはどうとでもつくれますが、いくつか例を挙げます。
あいうえお。
はひふへほ。
畳語(じょうご)とは、同じ単語や単位を繰り返してつくった言葉です。ここでは「ひらがな一文字」のみ想定します。そうすると、わかりやすくて使いやすいからです。
畳語リアクションとして、たとえば以下があります。
ああ うぅ…… ええー おおっ ぬぬっ ははっ ふふっ へへ…… ほほー むむっ ややっ
これは一例です。状況次第で適当につくってください。
最適なリアクションセットはチームごと、プロジェクトごと、組織ごとに異なるでしょう。つまり、その場その人に合ったセットをつくらねばならないのです。
そういうわけで、デザイン(設計)の営みは必要と思います。
将来的には、リアクション・デザイナーなる役割すら生まれるかもしれませんね。
余談ですが、当サイトとしても、上述したようにリアクションセットをおつくりすることがあります。せっかくですので、意識していることを軽く挙げておきます。