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チャットにおいて、絵文字その他画像によるスタンプはよく使われます。スタンプは、ないよりははるかに有意義ですが、そこまで日頃のコミュニケーションをカバーできるものでもありません。

なぜかというと、スタンプ自体にその人自身に関する非言語情報があまり載ってないからです。載ってないので覚えづらいし、親しみも湧きづらい。実際、よくスタンプしてる人だけど、顔と名前は覚えてない……はあるあるではないでしょうか。

しかし、じゃあ常に対面で同座するかというと、そうもいきません。家族や学校じゃないですし、仕事だとしても現代はリモートがふつうです。

このジレンマを解消するために、新しいスタンプのあり方を採用します。

概要

ボイスタンプ(Voistamp, Voice Stamp, 音声スタンプ)とは、リアクションを録音したものをスタンプとして使うことです。

たとえば佐藤さんが👍(いいね)したい場合、佐藤さん自らが「いいね」と言ったのを録音して、その音声情報をつけるというイメージです。

仮に👍3のようについていて、内訳が

佐藤さん 木村さん 鈴木さん

だったとして、佐藤さんの名前を選択すると、佐藤さんの「いいね」が再生されます。

あるいは、内訳を見ようとしたタイミングで自動再生してもいいです。最初のリアクションほど再生されやすくなりますから、リアクションするインセンティブになります。

その場で録音 or 使いまわし

ボイスタンプは、その場で録音できます。また以前録音したものを使い回すこともできます。

リアルタイムな再生

オプションですが、指定範囲(たとえばワークスペースやチャンネル)内で新しいリアクションがあったとき、そのボイスタンプを自動で再生させることもできます。

たとえば木村さんが #random で「なるほど」とリアクションしたとすると、「なるほど」という木村さんの声が再生されます。

これにより、ある種の賑やかさを得ることができます。メンバーの存在感を感じられるわけです。以前取り上げたプレゼンシングの一種とも言えます。

ミーティングは要らないかも 「プレゼンシング」

あくまで「自分自身が」喋るもの

ボイスタンプは、スタンプをつける本人の声で録音しなければなりません。好きな声優や配信者のボイスを使う、といったことはダメです。

なぜなら、ボイスタンプの目的は、リアクションした人本人の非言語情報を載せることだからです。声という非言語情報を載せることで、より覚えてもらいやすくするためです。

ボイスタンプの実装

残念ながら、現在ボイスタンプを扱った製品は存在しません。自製が必要です。

ポイントは、普段チャットメッセージに👍などリアクションをつけると思いますが、それくらいにかんたんかつシームレスに行えるようにすることです。

また、技術的な課題もあります。

おそらく生成AIの力は借りた方がいいでしょう。

事実上、ボイスタンプ向けの新製品・新コミュニケーションツールをつくることになるでしょう。

(おまけ)Deep Research 調査結果

本文を貼り付けて「既存事例や類似事例を調べて」と依頼したものです。

https://chatgpt.com/share/684c9198-46a8-8007-9bea-352924ea8ac2

音声メッセージの投稿や、事前アップロードしておいた音声の再生などはあるようですが、ボイスタンプ――特にリアクションとして付与するとの考え方はまだ無いようです。