親近感を育むためのコミュニケーションをグルーミング(Grooming)と呼ぶことにします。
もっともよく知られたのは雑談でしょう。 他にもイベントやゲームなど、同じ場所と時間を過ごすことでも行われます。
元々は「毛づくろい」という意味です。猿など動物が行うことがあります。
転じて、性犯罪の文脈で使われることもあり、「性犯罪目的で児童と仲良くなること」を指します。
本記事におけるグルーミングはどちらでもありません。
グルーミングは、私達の足を引っ張る主因となっていることが多いと考えます。
なぜ会議がやたら行われるか、また対面など非言語重視で行われがちかというと、グルーミングをしたいからです。人間は社会的動物であり、グルーミングを欲しますが、これが仕事の場でも発揮されています。
会議を減らそうとすることに否定的な勢力がありますが、その理由の一つは、単に(当たり前に行っていた)グルーミングの機会が失われるから、なのです。
――と、この現象を述べるためには名前が必要です。無かったので「グルーミング」と付けました。名前をつければ言及でき、言及できれば議論ができます。
会議には実質的にグルーミングが混ざっています。改善や改革がしづらいのはそのためです。「グルーミング自体をなくすのか?それでも人間か?ありえないだろう」となるわけです。ですので、分けます。
近年では「一緒に進める」潮流が来ています。これを当サイトではソーシャライブと呼んでいますが、このあり方もグルーミングがしやすいです。