リモートワークだと潤いが足りない。 かといって出社したり対面イベントを催すほどではない……。
潤いを求めて、あえて自宅を出てリモートワークする人も多いのではないでしょうか。
本記事では、軽い潤いを恒常的に確保するための術であるワークイベントをご紹介します。
ワークイベントプラットフォームがあります。
これはスマホやPCから使えるもので、社員ならいつでも誰でも自由に閲覧でき、気になるイベントがあったら参加できます。もちろん自分でイベントを開催することもできます。
ここでは日々たくさんのイベントが、アトランダムに開催されます。誰が、いつ、どんなイベントを開催するかはわかりませんが、見に行けば大体開催されてます。あるいは自分が開催してもいいです。
イベントに参加するとは、リモート会議に参加することに等しいです。ビデオは強制オンとなり、会話は一切できません。参加者らは、ただただそのイベントが想定するワークを行うだけです。
まるで自習室やカフェやコワーキングスペースのようです。ひとりですが、皆の顔が見えており寂しくありません。これが軽い潤いを与えます。
自由参加型なので、社員たちは好きなときに来て、好きなように参加すればいいのです。
まずワークですが、ここでは個人ワークを指します。
ワークとは活動全般です。仕事に限らないことに注意してください。たとえば「散歩」も活動です。仕事も、遊びも、休憩も、あらゆる活動がワークになりえます。
次にワークイベントですが、これは個人ワークを行う場を即席的に開催すること、あるいは開催したものを指します。
リモートワークに軽い潤いをもたらすことです。
冒頭で述べましたが、他人が集まっている静かな空間のようなものです。ひとりであることに変わりはありませんが、皆の存在が見えている分、寂しさが軽減されます。これが軽い潤いをもたらすのです。
コミュニケーションは取りません。コミュニケーションの注入(CI, Communication Injection)とは違います。ワークイベントはあくまでも、参加者たちの存在感を感じるだけです。
以降ではワークイベントの詳細、特に実現方法や運用上の議論を見ていきます。
ワークイベントの例をいくつか挙げます。
例を挙げればきりがありませんが、要は「~~をするためだけの時間」を開催するのがワークイベントです。
何の導入であってもそれなりの難易度がありますが、ここでは言及しません。
あくまでもワークイベントに関する事項に絞って議論します。
ワークイベントを実現するためには、冒頭で述べたプラットフォームのようなものが欲しいです。
大前提として、ワークイベントの開催・参加・周知に手間がかかってはいけません。それでは人なんて集まりません。専用の仕組みをつくって、アプリから軽く使えるくらいは欲しいところです。
厄介なのは、このようなアプリやシステムやサービスがまだ無いことです。
が、筆者が知らないだけで、似たものはおそらくあると思います。しかし社内で使えるようなもの、となると意外と少ないか、無いと思います。
ZoomやTeamsといったオンライン会議ツールでも実現はできますが、あまりおすすめはできません。
というのも、ワークイベントの実現にあたって多くの手作業を必要とするからです。特に冒頭で述べた強制ビデオオン、強制ミュート、チャット禁止の適用が難しいでしょう。
しかし、考え方は難しくないので、周知していけば社員たちも慣れてきて成立します。何より、軽い潤いは、この程度の手間を負ってでも得たいと思える程度には魅力的です。
さて、具体的な運用としては、以下がポイントとなります。
Ans: 是です。
ワークイベントの肝となるのが、ビデオオンにより各自の様子が見えることです。
ここで各自の様子が見えるかどうかは、そのまま軽い潤いが手に入るかどうかに直結します。
もしワークイベントを導入しても、ビデオがオンにならず参加者たちの顔や様子が見えないとしたら、潤いなど手に入りません。かんたんに廃れます。
もう一つ、ビデオがオンだとしても、ワークの様子を映さないケチ臭さが蔓延してしまうと、やはり廃れます。
ビデオを移したくないという人はよく出ると思いますが、相手にしないでください。むしろそういう人はワークイベントの対象者ではありません。潤いとは様子です。ビデオオンは必要です。
一時的にオフにするのも許してはいけません。あるいは、オフにしたいならルームから出るべきです。出ないままオフにしたままの人がいたら、ホストは容赦なく蹴って良いです。
ただ、ホストがこのような監視と対処を担ってしまうと、ホスト自身がワークできなくなってしまいます。ホストによる対処ではなく、社員のリテラシーとして「一時的なオフもさせない」を周知したいところです。
ワークイベントの実現には、社員全員への周知が重要です。
周知事項をガイドラインとして定めて、これを前提とするよう周知します。
ガイドラインは、たとえば次のようなものです。
全員がガイドラインを知っていることを前提としてください。
たとえば、ホストは、いきなり知らない社員に権限を渡しても問題ありません。渡された人もまた、ワークが終わったらルームを閉じるか、また別の誰かに渡すかすればいいからです。このことはガイドラインを読んで知っているはずだからです。
ワークイベントの概要から始まり、実現に関する基本的な議論をしました。
現状、確立された手段(プラットフォーム)が無いのが痛手ですが、実現可能性は示せたはずです。ぜひ試してみてください。