workhack2.0

タスクを細分化したり具体化したりして一つずつ取り組んでいく営みは、ご存知の方も多いと思います。

しかし、これがトピック(話題)になった途端、できる人がほぼいなくなります

タスクと同様、気軽に使うには腰が重たいものですが、トピックの細分化も使えると非常に便利です。ぜひ身につけてください。

トピックの細分化を理解する

旅行を例にして、トピックの細分化とは何かを解説します。

カップルで旅行に行くとします

🐶さんと🐈️さんの二人です。

一週間くらい丸々使った、大きめの旅行です。 ふたりとも旅行好きであり、色々と意見があります。

旅行の準備と話し合いが必要です。

準備はタスクでとらえる

まず準備については、タスク管理で捉えられます。

何が必要かを洗い出して、依存関係やクリティカルなものも明らかにしつつ、一つずつこなしていくだけです。

テキトーにこなしてもいいですが、賢くやるなら、タスクの一つ一つを構造化します。

と、こんな感じでつくって、小さなタスク(細分化されたタスク)を一つずつ潰していくわけです。

プライベートな旅行ではここまでしないかもしれませんが、頭の中では同じことをしています。タスク管理、などという言葉を持ち出す必要さえないほど身近で自然な営みでしょう

では話し合いはどうするか?

では、どんな旅行にするか話し合うときはどうしますか。

お互い旅行好きで、こだわりが強くて、言いたいことが何十何百とある場合はどうしますか

おそらく適当に話し合うが、大半は諦めるか妥協することになると思います。お互いが言いたいことを100個持っていたとして、計200個を全部話し合うことなど到底できません。

全部話し合うことは、実はできる

できないというのは誤解で、実はできます。

できないというのは、単にやり方を知らないだけです。

タスク管理も同じですね。構造化して細分化して一つずつこなしていくことを知っている人は、そうしますが、知らない人から見ると魔法のようにさえ見えるでしょう。あるいは能力や向き不向きの問題に倒しがちです。もちろん、ある程度はありますが、違います。単にその人がタスク管理を、タスクを細分化するという発想を知らないだけです。

話し合うことについても、同じことが起きています。

トピックを細分化する

ではどうするのかというと、タスクを細分化したように、トピック(話題)も細分化すればいいのです。

※ここからはトピックという言葉を使います。

以下、二人の話し合いの流れをだらだらと書きますが、トピックとして捉えられる部分は『太字』にします。

――まず『行きたい場所』の話になりました。色々国が挙げる。ここで、🐶がモロッコを挙げたとします。

🐈️はモロッコが気になりました。『モロッコの良さ』について知りたいです。また、良さだけではなく悪さも気になるので『モロッコの悪さ』も知りたいです。

行きたい場所について話している途中で、『そもそも使えるお金っていくらだっけ?』の話しが出てきました。ここでも意見が分かれます。🐶は『余剰資金だけで済ませたい』です、一方、🐈️は『貯金を崩してでも豪勢にしたい』と考えています――

いかがでしょうか。トピックが色々出てきました。改めて挙げてみましょう。

さて、トピックの細分化とは、このように発生したトピックをいちいち捉えることを指します。

タスクのときもいちいち捉えてましたよね。それと同じ。対象がタスクからトピック(話題)に変わっただけです。

もちろん、細分化しただけでは意味がなく、細分化した各トピックと向き合います。話し合うとは、細分化したトピックの一つ一つを肉付けしていくことです。

このとおり、話し合いの定義が変わるのです。

※肉付けには色々あります。一気に結論を出す、時間をかけて出していく、結論は出さずお互いの意見を並べる、片方が情報を出せばいいので出す、など。

そんなことができるのか?

できます。

もちろん、すべてのトピックを顔を突き合わせて話すわけにはいきません。それではいくら時間があっても足りませんし、お互いつらいでしょう。別の手段が必要です。

それがトピック管理です。

タスク管理改めトピック管理

トピックの細分化が知られていない理由

これは単純で、上述した話し合いの仕方を行うための手段が無いからです。

より大胆なことを言えば、人類はまだトピックの細分化という視座に立てていません。しかし、技術と方法はすでに揃っており実現は可能です。

『仕事術2.0』では、トピック管理という形で整備していきます。