提案はそもそも提案者が圧倒的に不利なものです。もちろん無秩序を認めるわけにもいきませんが、それでも、提案をジャッジするという営みそのものがハードモードであり、もったいないものです。
このようなあり方を提案1.0と呼びます。
提案1.0の限界を越えるには、新しいパラダイムが必要です。これを提案2.0と呼びます。
概要は以下記事に譲るとして、
本記事では、提案2.0の一つのやり方をお伝えします。
スタートアップ・チケットとは、誰の許可を取る必要もなく、新規事業や改善活動を行える制度を指します。あるいは、その制度で使うチケットそのものを指します。
社員にはチケットが付与されており、このチケットを消費することで行えます。
チケットの要件は事前に定めておきます(以下CRATEを参照)。
バランスよく提案1.0の限界を越えられることです。
チケットがあるからといって、何でもやっていいわけではありません。
どこまでやっていいか、どこはダメなのかといったラインを要件と呼びます。チケットには要件があり、要件の範囲内でのみ行動しても良いとします。
要件として決める際に使える観点が CRATE です。
以下補足します。
1: については、ネタ自体を要件に含めてしまうと提案2.0の意味がないため、意図的に排除しています。
組織としては「重点領域だけ扱わせたい」などと考えがちですが、それでは意味がないのでやめましょう。可能性や発想を絞らず、社員基点で、何でもやらせる余地をつくるこそこそが重要なのです。
2: については、チケットの補充をどうこうするといった話はチケット自体の話ではなく、チケットをどう扱うかの話なので、CRATEとしては扱わない、ということです。
ここを混同するとスタートアップ・チケットの議論や検討が煩雑になるので、チケットそのものとチケットの扱いは区別してください。
スタートアップ・チケットを実現するための、具体的な制度やシステムの話はしません。本記事では、提案2.0の例として概要だけをお伝えしました。