マグネットスペースの必要性が叫ばれています。
近年はオープンなオフィスが主流ですが、実はオープンだと身構えてしまい、あまり捗りません。そこで前回は「マグネットスペースの要件」を整理しました。
今回は、これを踏まえた上で、喫煙所や給湯室に代わる新しいマグネットスペースを提案します。
ゲーム機や道具が置かれており、ゲームタイムを行えるスペースです。
詳細は以下記事を参照してください。
オフィス内にキッチンがある形態をオフィスキッチンと呼びますが、これらは来客を(あるいは来客も)想定したものでした。
しかし、来客が想定される場所は、マグネットスペースとしては機能しません。来客の想定が必要ない、完全に内部的なあり方が必要です。これをインターナル・オフィスキッチンと呼びます。
誰でもフィギュアやぬいぐるみや書籍などを展示できる部屋をつくり、自由に観覧・雑談できるようにしたものです。
ポイントは占拠と統一をなくすことです。単一のオタクが占拠したり、特定のテーマに縛った展示会テイストにしたりすることは避けてください。むしろ、複数人が譲り合って各自の城を展示するようにしたいです。かつ、誰がどこに何を展示するかは、動的に変わっていった方が良いでしょう。
たとえるなら、フリーマーケットのミュージアム(博物館)版ですね。当サイトではフリージアム(Free + Museum = Freeseum)と呼んでいます。
観覧可能な会議がライブ中継されるスペースを指します。
概念的にやや煩雑ですが、
という構図になっており、1: で行われている会議を、誰でも 2: に行けば聴けるというものです。
ミーティング・ライブスペースは、以下のように広めにしつつ、複数の中継を用意します。会話しつつ、行き来しつつ、くつろぎもできるという風にしたいです。
ミーティング・ライブスペースのイメージ。
これは一例ですが、ただでさえ真面目な文脈や雰囲気になりやすいので、マグネットスペースとして気軽に使ってもらえるように心がけて設計してください。
壁一面がホワイトボード的で、自由に書き込めるようになっている部屋を指します。
マグネットスペースの要件にもあるとおり、利用には一切の制限を設けず、誰でも好き勝手に書き込めます。落書きやお絵描きをしてもいいですし、カジュアルにブレストをしたり、もちろん仕事の話につなげて広げても良いです。
よく陥るアンチパターンが「消さないで」のような占有行為ですが、これは絶対に禁止してください。マグネットスペースは、占有行為が入り込めば入り込むほど形骸化しやすくなります。
広い廊下などに長いホワイトボード(のように書き込める壁)を設置し、誰でも何でも書き込めるようにしたものを指します。
例としては、ホロライブのスタジオがわかりやすいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=vC52qLDFYkQ
https://www.youtube.com/watch?v=RIZAtsyaIc8&t=5s
https://www.youtube.com/watch?v=RIZAtsyaIc8 より抜粋
ただし、ホワイトウォールロードはマグネットスペースですので目立ちすぎてはいけません。社員全員が通りがかるような動線上に置くなどもってのほかです。
意図的に立ち入らないと目に入らない程度に、少し外れた場所に設置しましょう。
オフィズー(Offizoo)とは、オフィス内に設置したプチ動物園です。動物といっても、動物園から連想される動物は不可能でしょうから、熱帯魚や爬虫類といったものになります。
ハードルは高いと思います。