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「組織に従うかどうか」と「市場に従うかどうか」でマトリックスにできます。

組織と市場の従属マトリックス

次のとおりです。

組織と市場の従属マトリックス

メリット

Ans: 自他の資質を判定することができます。

当サイトでは以前「頭の性能」について取り上げましたが、

頭の良さとは「性能」

世の中には努力が通用するとは限らず、戦う場所・過ごす場所は上手く選ばねばなりません。そのためには、巷にどのような資質が存在し、自分がどれに当てはまるかを知らねばなりません。

このジャンルは玉石混交ですが、おおよその傾向は薄々知られているか、すぐに理解できます。当サイトではこのような「資質を判定するための枠組み」も適宜紹介していきます。本記事もその一つです。

軸について

組織

組織に従うとは、何らかの組織に組み敷かれて、その文化のもとで生きていけていることを指します。

実際に居続けられている(ことを許されている)かどうかで判断します。「従う」には以下のパターンがあります。

また、ある組織では上手くいかなくても、別の組織で上手くやれていれば「従う」と判断します。

ですので、「従わない」は希少です。たとえば、どの会社やコミュニティでも上手くやっていけないような人かつ独身(※)の人が該当します。

※既婚であっても、パートナーを「便宜を満たす手段」として使っていたり、対等ではなく自分が相手を従えていたりする場合は「従わない」タイプである可能性があります。

市場

市場に従うとは、自分のやりたいようにやるのではなく、市場(など場を支配する理)に従うことです。

たとえばビジネスやゲームに勝つために従ったり、無難にやり過ごすために組織のルールや空気に従ったりします。従うための手間は惜しまず、嫌であっても、面倒であっても「やるのが最速 or 最低リスク」なのでやります。

現代のビジネス論や人生論では「従う」一択です。趣味、一部の天才やイノベーションを除けば、従わないという選択肢はありません。

別の言い方をすると、市場に従うとは「成功を欲する」とも言えると思います。成功するためには、基本的に市場に従うしかないからです。

逆に、それでも自分の意思を優先して行動するような人は「従わない」に当てはまります。

配信を例にすると、現在流行っているプラットフォームやジャンルや題材があるのに、それらに迎合せず「私は自分のやりたいことで食べていきたいんだ」と自分を優先することが相当します。趣味ではなく、仕事として食べていくというシチュエーションであることに注意してください。後者であっても、自分を貫こうとするのが「従わない」です。

各タイプ

次に各タイプを見ていきます。

1: 開放

組織にも従うし、市場にも従う。

自分を持たずに開放しており、必要に応じて組織や市場に従っていける柔軟性があります。

成功者は一般的にこのパターンに属しています。組織で頭角を表しつつ、組織の市場での成功に貢献する立ち回りを強めていきます。

特徴:

2: 外向

組織には従わないが、市場には従う。

市場には従うので成功を望んでいます。しかし、組織に従うことができないので、多かれ少なかれ独立します。

経営者(初代)やフリーランスはこのパターンに属しています。ひとりで過ごすか、組織をつくって自分が長になるかは人次第です。

特徴:

3: 内向

組織には従うが、市場には従わない。

組織の中で勝ち上がったり安定を手に入れたりすることを望みます。市場は見ていないので、井の中の蛙を脱することができません。

紛らわしいのは、一見すると市場に従っているように見えるが、その実、組織に従っているだけというケースです。これは「”市場に従っている組織” に従っている」だけであり、本人が市場に従っているわけではありません。

マジョリティはここに属しています。市場に従い続けたり、組織に抗ったりするだけのモチベーションや能力が無いからです。というより、現代は(現代も)組織に迎合するだけで生きていける時代なので、通常は内向タイプから脱する理由がありません。

特徴:

4: 自閉

組織にも市場にも従わない。

組織に迎合できず、成功を望んでいるわけでもなく。行き着く場所は一つで、自分の世界に浸っています。

一部のASD、ミニマリスト、クリエイター、遊び人や怠惰な者などがここに属します。

特徴:

応用

発展的なトピックを雑多にまとめます。

内向の吸引力

3の内向タイプには吸引力があり、他のタイプでも内向タイプに引き寄せられることがよくあります。

内向タイプに吸い寄せられていく。

たとえば「守るものができた」ときです。

外向タイプの人が、成功してそれを守る立場になると内向タイプになります。自分がつくりあげた組織という「自分の城」に王様として君臨するイメージです。よくある光景ではないでしょうか。

※ちなみに、吸引されないタイプは、新しい事業や活動をどんどんやっていきます。組織を後任に譲ったり売却したりもしますね。

この吸引現象に関する力学としては、次のとおりです: