ドライ・ケイパビリティ(Dry Capability)とは、特定のメンバーをドライに扱うことに対する耐性を指します。
ドライに扱うとは、標準的に適用するコミュニケーションの量・質を確保しないことです。
例
- モンスター社員である🐶さんを隔離する
- 人付き合いが苦手な🐱さんを、ひとりだけランチや飲みに誘わない
- ASDである🐵さんや、HSPである🐏さんとは必要最小限のやりとりだけする
- 1on1やその他イベントで関係を深めるといったことは一切しない(しない存在だと割り切る)
- 基本的に声もかけない
メリット
ドライアブル(ドライに扱うことができる)なときに、ドライに扱えるようになることです。
ドライに扱った方が良い人材または場面はあります。ドライ・ケイパビリティがない人は、それでも通常の扱い方しかできません。そのせいで無駄に問題を発生・悪化させます。
ドライ・ケイパビリティの概念を知ることで、これを防げます。
なぜドライ・ケイパビリティが乏しいのか
しかし、関係性構築や平等を押し付けることこそが負担になっていることもあります。お互いが望むのであれば、素直にドライに扱った方が良いです。
特に日本はハイコンテクストでもあるので、長い時間をかけて、暗黙の了解で自然とドライになりがちです(サイレント・ドライ)。しかし、この至り方には再現性がないですし、時間をかけること自体が不毛です。ドライで済むならさっさとやってしまえば良いのです。
ドライに扱うためのステップ
1: 自覚
- 関係ベースや平等思考といった「あり方」を理解する
- 自分がそれにとらわれていることを認めます
2: 本人に打診して良さそうかの判断
- 許容ラインを超えているかどうかの判断
- 通常だと標準的な適用で問題ないか、多少あっても許容できると思います
- しかし許容できない場合があります
- ドライを提案しても良さそうかの判断
- 相手次第では「ハラスメントだ!」と考えるかもしれません
- 実際、並の相手に対してこれをするとハラスメントになるでしょう
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3: 本人に打診
- 「ドライに扱うけど、どう?」のような提案をします
- 顔を突き合わせてやらねばと思いがちですが、2: の結果次第ではテキストで打診するだけで済むこともあります
4: チームに共有
- 必要なら、ドライ・ケイパビリティの概念をチームに自覚してもらいます