workhack2.0

為末大さん出演の動画にて「社会に挑むか、社会とダンスするか」の話が挙げられています。

https://www.youtube.com/watch?v=Jxj14oVI7l4

観点がもう一つあると便利なので、追加した上でマトリックスにします。

「頭の性能」と「社会スタンス」のマトリックス

まずはマトリックスを示します。

マトリックス。

これは「頭の性能」と「社会とどう付き合いたいか」の二軸で、自分の生き方が決まるというものです。

「決める」ではなく「決まる」と書いていることに注意してください。もちろん、努力は否定しませんが、無理やり自分の収まる先から変えようとするのは茨の道です。抗うよりも、自分のパターンを自覚した上で、そのパターンとして生きる道を探した方が健全だと思います。

軸について

頭の性能とは、当サイトで以前解説しました。

頭の良さとは「性能」

詳細は記事を見てください。以下のように捉えています。

性能 = 処理性能 = 瞬発性(素早く処理)+ 原始性(道具や記録に頼らず処理)

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次に社会スタンスですが、冒頭動画で述べられているもので、まとめます。

1: 腫れ物

性能が低く、社会に挑む者。

性能が低いので挑んでも勝てません。勝てるとしても、何らかの腫れ物になって、悪い意味で特別扱いしてもらうくらいです。

2: 戦士

性能が高く、社会に挑む者。

性能が高いので挑んでも勝てます。もちろん、戦い方や舞台が悪いと負けることもあります。賢くやればどこかで勝てますし、今の場所でとりあえず勝っていくことができます。

大まかに分けると、今いる場所(たとえば会社)で挑むタイプと、社会運動への参加など別の活動として挑むタイプに分かれます。これは想定する「社会」が何であるか、とも言えます。自分の周囲だったり、「日本そのもの」だったりと様々です。

もう一つの特徴は、挑んでいるがゆえに日頃から(特に精神的に)疲弊しているので、気分転換が激しくなりがちです。言動の激しさ、金銭への執着、対人関係の問題がよく見られます。

一方で、現代では仕事術も整っており、上手く使っている人は外部から戦士だと感じさせないくらいスマートに生きています(ステルス戦士)。

3: 信者

性能が低く、社会と踊る者。

性能が低いので、ただただ舞台に踊らされることしかできません。良くない舞台と出会ってしまうと搾取されがちです。

4: エンジョイ勢

性能が高く、社会と踊る者。

性能が高いので、搾取や悪目立ちを回避できます。また退屈を嫌ってあちこちと顔を出すので、経験と人脈も貯まります。器用貧乏の域を出ることはできませんが、4パターンの中では最も楽しく過ごせます。

ただし、性能が高くても、知識・見識・社会経験などが浅い場合は 3: の信者状態になってしまうことがあります。たとえば、転職すればいいだけ(かつそれだけの性能がある)なのに、それをせずブラック企業に勤め続けているといったことがあります。

また、楽しいがゆえに色々手を出してしまって、恒常的に高負荷を抱えてしまっていることもよくあります。