現在のところ、組織とトップダウンは切っても切り離せません。
だからこそ、トップダウンの型を理解しておくことには価値があります。組織の改善や改革に役立つからです。
型をたたき台として、議論を始めることができるのです。たとえば組織改革のためにトップダウンを減らすとして、どこを減らすか考えることができますし、逆に推進力を上げるためにどのトップダウンを使うか検討することもできます。
本記事ではAIUEOという型を整理します。
トップダウンとは、パワーを持つ側から持たない側に降りてくる命令級の影響を指します。同じことを同格以下が言っても見向きもしないのに、上位が言うとなぜか従うのです。これをExternal top-downと呼びます。
もちろん、単に同じ組織内で命令として降ってくることもあります。トップダウンというとこちらをイメージするでしょう。Internal top-downと呼びます。
国内の大企業においてよく見られます。たとえばリモートワークから出社への回帰も、GAFAMの後に続く形で実施します。
SNSでよく見られます。インフルエンサーは訴求が上手く、バズったりすると数字の説得力も出ますし、SNS自体が共感しやすいプラットフォームになっていることもあって、と強い影響力を及ぼしやすいです。個人ではびくともしない企業を動かすこともあります。
※インフルエンサーではない人の投稿から盛り上がるケースもありますが、AIUEOとしては取り上げません。
ビジネスでは非常によく見られます。マネージャーは自分を主とするチームを持っているようなものであり、メンバーを自由に動かせるためトップダウンを及ぼしがちです。
そもそも古典的な組織では、文化や規則としてトップダウンを前提としていることがよくあります。
ティール組織の本質は3Pなど先進的な組織を除けば、このトップダウンの型は必ずと言っていいレベルで存在します。
ステークホルダーとのパワーバランス次第ですが、何らかのトップダウンは存在します。特に株式会社など仕組み上発生してしまうものや、顧客であっても契約として発生してしまうものがあります。