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マンダランゲージ(Mandalaungage)とは、マンダラートを共通言語としたものです。具体的には、3x3 のテンプレートを用いて意見を並べます。
ちょうどいい制約として働くため、議論がしやすくなります。
制約が創造を生むといいますが、議論も同じです。マンダラートを使うと「議題」と「出せる意見の数」と「参加人数」のすべてに制約をかけることができます。これにより、議論が
というフローとなってやりやすくなります。また、複数人の意見をまとめて俯瞰することもできますし、マス目も限られているので少人数で完結できます。
共通言語としてマンダラートを使うためには、マンダラートとはどのようなものか、またどのように使うかを定めねばなりません。
当サイトとして試しに定めてみます。
3x3 の 9 マスの見せ方をマンダラートという。略してマンダラと呼んでも良い。
マンダラート。
電卓やテンキーと同じで、左下から数字を振る。これをコールオーダーと呼ぶ。
左下からマス1、マス2、マス3、一段上がってマス4……と続く。
特定のマスを指したいときは「マス4」「4」「4のマス」など数字で言及する。
マス5をセンターと呼ぶ。
センター以外のマス1,2,3,4,6,7,8,9をエッジと呼ぶ。
センターとエッジ。
また、後述する深さ2の場合はマンダラが9マス並ぶことになるが、中央のマンダラをセンターマンダラ、周囲のマンダラをエッジマンダラと呼ぶ。
マンダラートを何層まで表示するかを深さという。
深さ1は 3x3 = 9 マスである。 深さ2は 9x9 = 81 マスである。 深さ3は 27x27 = 729 マスである――
ただし現実的に俯瞰できるのは深さ2までである。
深さ1。
深さ2。
議題(より一般的に言えばお題でも良い)はセンターに書き、その議題に関する意見をエッジに書く。
並べ方を問わなくていい場合と問いたい場合がある。
問いたい場合は、まずは左上から時計回りに並べる並べ方を使うと良い。これをクロックワイズと呼ぶ。「左上から始まる」ことと「時計回りで辿る」の両方を満たすことに注意する。
クロックワイズ。
基本的にクロックワイズを用いるべきである。クロックワイズを前提とすることでコミュニケーションコストの肥大化を抑えるためである。もしクロックワイズが使えない場合も、別の並べ方を定義して全員に周知させた方が良い。
マス目の呼び方と、意見の並べ方は区別するべきである。つまりコールオーダーとクロックワイズ(他の並べ方も同様)は別物である。
コールオーダー(c)とクロックワイズ(CW)の比較。
意見の並べ方は、状況に応じて変わる可能性がある。支障がなければデフォルトのクロックワイズ(左上から時計回り)を使えば良い。
一方、マスの呼び方は厳密に揃えるべきである。マンダランゲージではコールオーダーを使う。
例: クロックワイズで3番目の意見に言及したい場合
「マス7の意見は……」のようなコールオーダー的な指し方をすれば確実に通じる。ただし「3番目の意見は……」などクロックワイズ的な指し方でも良い。特に順に話してもらうときは重宝する。
クロックワイズに基づけば、n人の意見もスムーズに並べる・読むことができる。
2人、3人、4人が可能である。いずれにせよ全員が同数の意見を並べる。
例として🐶、🐱、🐮、🐵の4人を想定する。
2人の場合、以下の4パターンが可能である。
1人4つ並べる。
1人3つ並べる。
1人2つ並べる。
1人1つずつ並べる。
3人の場合、以下の1パターンが可能である。
1人2つずつ並べる。
4人の場合、以下の2パターンが可能である。
1人2つずつ。
1人1つずつ。
8人まで並べることができる。
センターマンダラには1人1要約で意見を置き、エッジマンダラには1人1マンダラで補足を置く。
エッジマンダラのセンターにはその人の意見を置くと良い。センターマンダラにも書いているので重複するが、視線移動の手間がなくなり読みやすくなるので重複の手間を負ってでも書くべきである。
4人で並べる場合のイメージ。
マンダラートは汎用的なツールであり、他にも使い道はあります。たとえば一人用や複数人用のタスク管理としても使えます。