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熟話(じゅくわ)とは読み話し型のコミュニケーションです。聞き話し、読み書き、聞き書き、読み話し

熟慮的な議論を熟議と呼びますが、熟慮とはよく考えを巡らせることです。熟話は、問う際は話すことで行い、その応答は読むことで行います。考えを巡らせやすいやり方なのです。

ChatGPT など生成 AI を使う場合。

特に音声で入力して、テキストの返事を読むスタイルは熟話的と言えます。このやり方で使うと、おそらく生成 AI からの返事をじっくり読みながら、時折次の問いをつぶやく、といったスタイルになるはずです。

コミュニケーションと言えば、リアルタイムに素早く応酬していくことが求められがちですが、そうではないのです。熟話では、そのような反射的なゲームから脱することを目指します。聞く → 読むにシフトすることで、可能となります。

人に対して熟話を行う場合。

仕事の当事者🐶さんと、この人のマネージャー🤓さんがいるとします。熟話するとなると、役割分担は以下のようになります。

🤓さんは🐶さんに口頭で問いを出し、🐶さんは書くことでそれに応えます。

マネージャーの🤓さんはむやみに焦らず、🐶さんが書いた内容をよく読んで考えながら、次の問いを出します。同様に、🐶さんも、熟話的に出された問いにはじっくり考えて、書いて答えます。

お互いが熟話的に動くのです。

メリット

考えを巡らせやすくなります。

コミュニケーションが瞬発的――反応的なゲームになりがちなのは、聞き話しというスタイルの問題です。

しかし読み書きですと、非同期コミュニケーションなど相当のリテラシーが求められるため、おそらく現実的ではありません。そこで前回は読み書きと聞き話しを中継する言語的多様性を紹介しましたが、

聞き話し、読み書き、聞き書き、読み話し

これもまだ難しい概念です。

もう少しライトで、2人でも使えるものとして今回熟話を開発しました。熟話では、聞く → 読むに変えることで、段階的に瞬発性を取り除いています。