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愛用化(Favoritize)とは、道具を愛用にすることです。

背景

道具との向き合い方を「使う」と「扱う」に分けたとします。

※この分け方は右記の記事によるものです:[1] [2]。本記事では、この解釈を推し進めて、一つの概念をつくったものです。

次に「扱う」にはメンテナンスアンハードリング(使うまでのハードルを下げる)の二つがあるでしょう。アンハードリングとはアンハードル+ingであり、ハードルを下げることとします。

さて、アンハードリングのやり方はいくつかありますが、その一つが単に「愛用にする」ことです。これを愛用化と呼んでいます。

新しいツールを試したいときに、あえてそれだけを使ってみます。

たとえば普段パソコンでdiary.txtをつくって日記を書いている人が、スマホの日記アプリを導入したので、しばらくそれだけを使ってみる等です。

愛用というからには、それなりに使う機会を増やさねばなりません。日記アプリだけを使うのが一番ですが、「自宅以外では日記アプリだけを使う」など状況を設定しても構いません。

メリット

愛用化と聞くと、当たり前のことを言っているように聞こえますが、違います。実際、同様の概念は既存ではないため、こうしてつくってみせています。

愛用化とは、愛用を結果論として捉えるものではなく、意図的に狙ってもいいものとみなす、ということです。

愛用化の前に

必要なら鍛錬を

いきなり愛用化をしたところで、道具としてまともに使いこなせなければ意味がありません。

まずは道具として使えるレベルにまで鍛錬が必要です。これは日課や習慣の形で、地道に行います。上記の例でいうと、日記アプリの練習を1日30分行うなどですね。

重要なのは「使いながら慣れていけばいいよね」などとはしないことです。それでできるならそれはもう愛用化すればいいですし、愛用化できないほど未熟であれば、「ながら」ではなく、きちんと鍛錬するべきです。

たとえば「あああ」「いいい」など書く内容は放棄した上で、各機能を試すことに専念してみるとか、スマホでのフリック入力が遅いならまずはそこから練習してみるなど。

愛用化は一つずつ

愛用できる道具には限りがありますので、無闇に増やさないようにします。

生活リズムや習慣をチューニングする際に使える「リズムマトリックス」と同様、一つずつ愛用化を試すのが無難でしょう。その一つに対して結果(定着するか定着に失敗して挫折する)が出たら、次の愛用化を検討します。