人との向き合い方として、以下のタイプに分かれます。
- 世話したい・されたい派(世話派)
- 支援したい・されたい派(支援派)
通常はどちらかに傾いていますが、状況次第でどちらにもなりえます。
概要
世話と支援
世話とはお節介です。
世話を焼きたい、お節介されたい、ナンパされたい、誰か良い人が声かけてくれないかなー、助けてくれないかなー etc
細かいことはいいから「良い人」がいたら何とかしてほしいなと考えます。あるいは自分を「良い人」と信じており、他者を救えると考えます。
支援とは対応です。
頼られたい、頼りたい、誰でもいいんじゃなくてあなただからいい、あなたと続けたい深めたい etc
何らかの要請があったときに、それに応えようとします。また助けてほしいときは相手を選んで要請を出します。世話派とは違って、要請がないのに来られるのは嫌ですし、自分も要請を出さない相手には近づきません。
例
ナンパを嫌がる女性。
これは世話派として過ごしているからです。出会いを要請していないのに、相手から来るのがうざいのです。
特に男性は「性欲を満たしたい」「相手は誰でもいい」と世話派になっているのに対して、女性は(特にナンパされるような場所に出向いているときは)用事があって支援派になっているので、構造的にミスマッチになっています。またナンパに限らず、趣味仲間や友達なのに性的関係を求めてくるのも同様です。
聞かれたら答えるからオープンだ、という人。
支援派です。仕事でありがちです。
情報共有はオープンであるべきですが、オープンには段階がある。にもかかわらず、未だに、このリアクティブな姿勢で待つ人が多いのは、支援派だからです。
世話派としてお節介をするのが良くないとわかっているので、相手から要請をもらうのを待っているのです。
メリット
世話派・支援派を意識することのメリットは、通じないアプローチで攻めるという愚行を防げることです。
- 世話派は、支援では足りません
- 要請を待つことなくガンガン世話したいし、されたいのです
- 支援派は、世話をうっとうしく感じます
自分と相手が世話派なのか、支援派なのかを意識することで、このアンマッチを防ぐことができます。
特に人間関係は減点が続くと終わってしまいますが、アンマッチを防ぐとは、まさに減点を防ぐことです。
世話と支援のマトリックス
ここからは「通常どちらのタイプになるか」の話をします。する・されるでマトリックスを取ります。計4タイプです。
あなたはどこに属しますか?
また、あなたが気になっている人はどこに属しますか?
マトリックス
世話と支援のマトリックス。
アドバイス
- タイプ1は危ないので、矯正した方がいいです
- タイプ2、3、4のどれが合っているかは人次第です
- 利己的な人はタイプ2が良いでしょう
- 利他的な人はタイプ3が良いでしょう
- 大望があるか、ドライな人はタイプ4でいいでしょう
タイプ1: 世話したいし、されたい
- 寂しがり屋タイプです
- 自暴自棄になりやすいので危ない、また騙されやすい
- 詐欺やカルトにひっかかるのは、通常この状態になっているときです
タイプ2: 世話したいが、支援されたい
- 自分勝手なタイプです
- 世話して気持ちよくなりたいが、自分は世話を望んでいません
- 困りごとは持っていて、要請を出したいとの思いもありますが、適切な相手に出せません
- むしろ、世話したいタイプなので、ところかまわず要請を出しています
- 周囲からは疎ましく感じられやすいです
- 周囲から浮いているときは、大抵の場合この状態になっています
タイプ3: 支援したいが、世話されたい
- 仕事はできるが、生活は下手なタイプです
- 支援が好きだし、得意なので仕事もできます
- 本人に自覚がないことも多いです。「気づいたら仕事になっていた」「仲間が増えていた」というタイプは大体これです
- 生活がおざなりになりがちです
- 支援することで満たされているので、支援されたいとは思いません
- しかし生活はあるし、手も回っていないし、特性的に他者のためなら動けるが自分のためには動きづらかったりすることもあるため、生活はおざなりになりがちです
- この点は友人やパートナーの力を借ります。そしてその人達の味を覚えて、その人達に世話されたいと望むようになります
- 特性的に利己的な人は、この状態になりやすいです
- 特に一部のADHDが顕著です
- 多才、多趣味、器用貧乏、マルチポテンシャライト等と呼ばれることもあります
タイプ4: 支援したいし、支援されたい
- ドライなビジネスマンや起業家タイプです
- 支援には応えていくし、自分の困りごとも適切な人に支援を出して助けてもらいます
- ギブアンドテイク的です
- まさにビジネスに適してます
- タイプ3は「自己犠牲的な自分」を世話焼きパートナーで支えますが、このタイプ4は広く浅く交友があります。パートナーがいることもありますが、過度な依存はしていません
- 別の言い方をすると、色んな手札を持っていて、上手く使い分けます
- 大きな野望を持つ人は、この状態になっていきます