余裕をつくること。 Slacking.
仕事や私生活に蔓延る問題の主因は「忙しすぎる」ことです。
これは人としての退屈を嫌う性分、SNSなど依存性の高いコンテンツの氾濫、そして資本主義を始めとした「拘束と献身を要求する」パラダイムなどに支えられており、非常に手強いものです。
このあり方をビジーパラダイムと呼ぶことにします。
では逆に、忙しすぎず、むしろ余裕があるような状態があるとしたら、いかがでしょうか。
たとえば毎日平日、業務時間中に、X(Twitter)やゲームさえできるほどの自由時間が1時間あるとしたら。
ビジーパラダイムとは全く違った世界観になることは想像に難くないでしょう。 これをスラックパラダイムと呼ぶことにします。
## 改めて定義
スラックパラダイムを目指すには、余裕を確保しにいく行動および活動が必要です。 これをスラッキングと呼びます。
Slack に -ing をつけて Slacking です。
英単語としては仕事や勉強サボるといったネガティブなニュアンスを持つようですが、本記事のスラッキングは違います。
スラッキングはあくまで、ビジーに代わるパラダイムとしてのスラック(余裕)を目指しており、ポジティブなものです。
スラッキングのわかりやすい実践例として、90分を確保してみてはどうか、というものです。
書籍『WHITE SPACE ホワイトスペース―仕事も人生もうまくいく空白時間術』は、余裕の重要性や手に入れ方をわかりやすく扱った良書だと思います。
同書で登場したテクニックをまとめてみました。
現代の働き方は「チームワーク100%」になりがちですが、このあり方だと構造的に余裕が生まれません。
ですので「ひとりで取り組む時間」を意識的に確保する必要があります。これをソロワークと呼びます。
ソロワークがあるという前提だと、余裕の必要性は自明です。そうでなくとも、チームワークは試合のようなものであり、言わば現代は試合100%のようなものです。練習やトレーニングも必要ですよねと言われたら、わかりやすいと思います。それがソロワークです。