古典的には、必ずマネージャーをあてます。
一方、管理の無駄をカットしたり、社員の自律性を重んじたりしてマネジメントをなくす潮流も見られます。
いずれにせよ平等主義的であり、融通が利きません。必ずつけるか、絶対につけないかの白黒なのです。
ハイブリッド・マネジメントとは、マネジメントの有り無しをどちらも許容するあり方です。
チーム上、または組織上、マネージャーという役割をなくすことは(正式に変革しない限りは)できませんが、ハイブリッド・マネジメントで融通を利かせることはできます。
要らない人への干渉や世話をやめてもいい、ということです。その分、要る人のフォローを優先できます。
融通が利きます。具体的には、
マネジメントレスというあり方をマネージャー自身が理解することです。
結局、組織上はマネージャーがボトルネックになってしまうので、そのマネージャー自身がマネジメントレス(マネジメント不要)というあり方を理解できねばなりません。
理解した上で、自分自身が「マネジメントが要る人」と「要らない人」の両方に対応できねばなりません。
以下の三点をなくす、あるいは相当減らすことです。
まずプライドを捨てます。
マネージャーは自分が偉い、自分が優秀だ、自分が配下の奴らをコントロールするのだ、ここは私の王国だ、などといったプライドを持っています。無自覚であることも多いです。
違います。マネージャーなど役割にすぎません。ハイブリッド・マネジメントでは、その役割も半ばお役御免としているわけです。
ならば、マネージャーの仕事は、(組織として正式に存在しているがゆえに色々権限があるはずなので)必要な仕事を請け負うことと、まだ管理が必要な人達のお世話をすることだけです。
それで仕事が少ないという人は、素直に暇にしておいて(現場としては助かりますし、暇だとイレギュラー時に動けるので頼もしいです)良いのです。あるいは、プレイングマネージャーなどと言わず、自分もプレイヤーになりましょう。
ただしマネージャー自身は自分のマネジメントができないことが多いので注意してください。その場合、他のメンバーに自分のマネジメントを頼んだ方がいいでしょう。
次に会議を減らします。
会議の多さとマネジメントのキツさは同義です。会議が少なければ少ないほど、マネジメントレスを推進できていると言えます。
別の言い方をすれば、マネジメントレスとは会議の少ないあり方とも言えます。
この点で、マネジメントレスを誤解している人は非常に多いです。一見、マネジメントレスを謳っている組織であっても、会議自体は多かったりします。会議が多いのは、管理が多いからです。最もてっとり早い管理は対面で口頭で喋ることだからです。
原因も単純で、権限委譲が少ないか、非同期コミュニケーションの本質と必要性を行うためのツール、やり方、考え方などが無いかです。つまりは仕事術(仕事のやり方や考え方)が下手くそなだけです。
当サイトでは様々な仕事術を紹介しているので、参考にしてください。
そして管理を薄めることです。
予算やスケジュールを敷いてそのとおりに動くとか、とりあえず定例会議をして毎日進捗を確認するとか、そういったことは典型的な管理脳であり、前時代的なやり方にすぎません。
ここから脱するためには、前述と被りますが、仕事術が必要です。新しいやり方や考え方を知らないと、やりようがないのです。
以下にいくつか例を挙げます。
マネジメントに融通を利かせるハイブリッド・マネジメントをお伝えしました。
ついでに、マネジメントの無いあり方(マネジメントレス)の本質もまとめました。