ネットスラングとして陽キャと陰キャがありますが、これらも多様性だと思います。つまり陽キャは陰キャになれませんし、陰キャも陽キャにはなれません。
特に陰キャが陽キャを目指すのはあるあるですが、夜型が朝型になれないのと同じようなもので、不毛です。
そんな無駄な努力に陥らないために、夜型陽キャについて知っておきましょう。
夜型陽キャとは、夜型の陽キャを指します。
ネット上での活動が多かったり、親近感を出すために本人も陰キャ感を演出したりするので紛らわしいのですが、その本質はただ夜型であるだけの陽キャです。
朝型が支配する現代において、夜型はアクティブに活動しづらいためネット上での活動が増えます。また、夜に開く店やイベントへの参加も多くなります。
陰キャ、インドア、人見知りといったことを公言している人は多いですが、上記に当てはまっていないかも見てください。
そもそも陽キャとは何でしょうか。陰キャとは何でしょうか。
陰陽を分かつのは状態ではなく要領です。
たとえば「今恋人も友達もいないんです」という人がいたとして、この人は陰キャでしょうか。過去は普通にいたし、努力すれば普通に手に入るのに、今たまたまいないだけの陽キャかもしれません。
たとえば高校まではザ・陰キャだった人が大学デビューして、友達も恋人もできて、社会人になってからは仕事も順調に進んで結婚もして家庭もできて――となった場合、これは陰キャでしょうか。違いますよね。
ここで定義に入りますが、陰キャとは以下の両方を満たす者を指すと思います。
逆に陽キャは再現性を持ち、評価ももらえる者だということですね。要は要領を持っています。要領を発揮していないから陰キャの状態に居るというだけで、必要なら陽キャになれますし、実際なります(デビューはその典型例)。これは陰キャの皮を被った陽キャであり、陽キャです。
2: についてはわかりづらいかもしれませんが、仕事で評価をもらうのにもコミュニケーションが必要です。平均以上というのは、たとえば給料や出世の面で平均以上と考えてください。学生のうちは機会がないのでわかりません(バイトで分かることもありますが稀でしょう)。
つまり陰キャかどうかは社会人にならないとわかりません。
この点は重要で、学生時代陰キャ的に過ごしていた人でも、会社で上手くやって好転することがざらにあります。そういうのは全部陽キャです。
逆に社会人になっても、何なら陽キャよりも知識やスキルがあるのにわかってもらえない、なんてこともよくあります。こういう人は陰キャですね。
まとめると、陰キャとはコミュニケーション能力的な意味で出来損ないだと言えます。
要領の問題なので、努力しても改善しません。この兆候は高校生・大学生時点でもわかります。以下が目安です:
何事にも向き不向きがありますが、別の言い方をすれば、陰キャとはコミュニケーションに向いていない人間です。
冒頭の議論に戻りましょう。
夜型陽キャは、一見すると陰キャ的であり、その割には楽しそうなので、陰キャとして憧れてしまいます。真似をしたくなります。近づきたくなります。
が、やめましょう。
彼らは陰キャの皮を被った陽キャにすぎません。陰キャは陽キャにはなれません。時間と精神の無駄です。
もちろん、努力したことない人で、上述した目安に当てはまらないような人が試してみるのはアリです。
それでで適応できたのなら、あなたは陽キャだったということです。陽キャを自覚していない自称陰キャは多いので、あなたもそうである可能性は十分ありえます。
現代は「典型的な多様性」だけが多様性じゃないでもあります。
正解や無難とされているあり方に従うことだけがすべてではありません。もちろん、従えるのならそれでいいのですが、努力ではカバーできないこともままあるのです。陰キャが陽キャを目指すのもその一つです。
ですので、無理して目指すのは諦めて、陰キャというあり方もまた多様性の一つだと認めて、陰キャとしてどう生きるかを考えていきましょう。その方が無駄に苦労せずに済みます。
本記事では陽キャと陰キャでしたが、朝型と夜型もそうですね。
いわゆる「チー牛」も多様性として捉えることができます。