workhack2.0

コミュニケーション2.0の続きです。

などを以下記事でお伝えしました。

コミュニケーション2.0

では、2.0の次はどのようなあり方になるでしょうか。生成AIが絡むと思います。

コミュニケーション3.0

コミュニケーション3.0とは、公開するコミュニケーションです。

AIに任せるために、自分の情報をインプットする

生成AI(ChatGPT)のすごさをできるだけわかりやすく説明したいが盛り上がっています。政治的あるいは経済的な云々(※)がなければ、今後も引き続き盛り上がるでしょう。

※国がAIに規制をかけて一般人が使えなくなるとか、AI≒機械学習≒学習を稼働させるマシンの所有量次第≒経済力ゆえに資本主義的な寡占や格差が生じるとかいったリスクがあります。

すでに多くの議論や想像が述べているとおり、エージェント(AI秘書)に任せる形になると思います。そうなると、人間よりもはるかにタフで高性能ですから、以下のスタイルが増えてきます。

しかし、AIは魔法ではなく、自分の事情を踏まえて行動してもらうためにはデータが必要です。自分のデータをどれだけAIにぶっ込めるかが肝心になってきます。

AI相手だと「公開する」になる

人間相手にデータを渡す場合、必要なときに渡せばいいと考えてしまいますが、エージェント相手ではそうはいきません。

まず、エージェントはAIであり機械ですから24時間365日動けますし、必要なら何十何百人とクローンをつくれますし、処理性能も人間の何億倍もあります。「必要なときに渡す」だと、渡す側の人間がボトルネックになりますので、公開しておいて、後はお好きにどうぞとするしかありません。

これだけだと「AIにだけ見せればいい」ので公開とは言えませんが、これで終わりません。

エージェントはこちらのデータを使って、他のAIや人とコミュニケーションやコラボレーションを行いますが、このとき他のAIや人にこちらが渡したデータを(直接的 or 間接的に)見せるでしょう。これは公開と言えるはずです。

情報の委譲

そういうわけで、実質的に「自分の情報をどこまで公開できるか」という話になってきます。

人間相手だと機密やプライバシーは上手く守ってくれますし、NDAなど契約で結ばせることもできますが、エージェント相手には期待できません。もちろん調整(※)のやりようはありますし、おそらくやり続けないといけなくなるでしょうが、それでも「公開」という本質は変わりません。

※たとえば現状でも ChatGPT にエッチなイラストをお願いしたり爆弾の作り方をリクエストしたりはできません。それでも上手く弱点を突けばできたりしますが、もちろん対策はされます――と、サイバー犯罪と同様にいたちごっこになっています。

極端な話、AIはブラックボックスですから、自分が与えた情報をエージェントがいつどこでどのように使っているかはわかりません。この「どう使われるかわからん」を許容する強さが要求されます。

仕事や権限を委譲するといいますが、エージェント相手だと情報を委譲するとでも言えるでしょう。

おわりに

VUCAな昨今、未来がどうなるかなんてわかりません。わかるわけがありませんし、仮に当たったとしてもたまたまです。

それでも思いを馳せたくなるものです。未来は自らつくるものだという言葉もあります。

当サイトでは『仕事術2.0』として主体的に情報を出すことの重要性を強調していることもあって、このコミュニケーション3.0を提示しておきます。

(関連記事)

生成AI用に残した自分の情報をプロファイと呼びます。Profile For AIの略です。まさにコミュニケーション3.0だからこその考え方ですね。

プロファイ(profai) ~生成AI用にプロフィールをつくっておく~