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マイクロマネジメントの育児版としてマイクロケア(Micro Care)があります。

育児で正当化する人たち

必要以上に育児に費やしておきながら「忙しい」「大変だ」などと悲劇のヒロインを演じる人は少なくありません。

この問題を解決するためには、当人達が自覚せねばなりません。マイクロケアという言葉は、そのために使えます。マイクロマネジメントの概念がわかる方なら、直感的に理解しやすいはずです。費やしすぎなのが問題なのです。

たとえば1日1時間の余裕を確保できるでしょうか。マイクロケアを理由に、できないと決めつけているのではないでしょうか。

マイクロケアを和らげるには

マイクロケアを減らすためのアプローチは以下3つです。

どれも当たり前に聞こえますが、ストイックにやらねばなりません。

必要なら傷も負います――これは暴力という意味ではなく、たとえば多少泣いてでもわからせるとか、支出が増えるが仕方ないと割り切るとか、パートナーと逃げずに議論する、それこそ仕事の会議のようにビジネスライクにちゃんとやるといったことです。

要するに、プライベートだからといって怠けるな、ということです。いたずらに時間を費やして献身することは、実は楽なことです。育児という性質上、美化もされやすいのが問題に拍車をかけています。

本質的には長時間残業を是としているのと同じだと理解しましょう。

あるいは別の言い方をすると、あなた自身の健康ももう少し労ってあげてください。

Q&A

よくある議論をQ&A形式で整理します。

Q: 乳幼児はマイクロケアするしかないのでは?

Ans: はい。

しかし、マイクロケアをできるだけ軽くすることも諦めないでください。

一般的には、小学生低学年からは軽くしやすいです。一方で、高学年でも難しいケースもあれば、幼児の段階でもある程度可能なケースもあります。言うまでもなくケースバイケースです。

とにかく、軽くすることの模索を諦めないでください。支障の出ない範囲で実験もしてください。

Q: コミュニケーションの絶対量が減って問題が生じるのでは?

Ans: 補強してください。

マイクロケアを和らげると、今度はコミュニケーションの絶対量が足りなくなってきます。これは別途補強すれば済みます。

たとえば「濃密にコミュニケーションする時間」を「1日1時間」設けます。時間にすると、たった1時間ですが、重要なのは量よりも質です。

このような考え方をコミュニケーションの注入と呼びます。常に一緒にだらだら過ごすのではなく、メリハリをつけて「濃密に過ごす」と「過ごさない」に分けるのです。

コミュニケーションの注入(CI, Communication Injection)

※もちろん「だらだら一緒に過ごす」も入れていいです。ただ、これだけだとマイクロケアになってしまうので、「過ごさない」と「濃密に過ごす」を両方入れてバランスを取ることで「だらだら一緒に過ごす」の総量を減らしたいわけです。

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マイクロケアを自覚して軽減できると、ワークレストバランスを取れるようになります。

※ワークライフではなくワークレストです。レスト(休憩休息休養)を扱っています。

ワークレストバランス