日本は異文化理解力の8つの指標と、特に日本の傾向であり、同じ社員やプロジェクトメンバーであっても信頼関係をつくらないと情報が出てこないところがあります。
関係の構築を廃して、素早く情報を出し合うためには、それ専用のロールプレイが必要だと思います。今回は、こんなふうに演じればよいという一つのロール(仮想人格)を紹介します。
FAPA(ファーパ)とは、淡々と情報を出すために心がけると良いことを4つにまとめたものです。
注意点として、これら4つは全部同時に使います。FlatとPlainだけ、など一部だけでは効果がありません。必ず4つ全部使います。
FAPAに従うためには、対面で口頭だと無理があります。チャットや共同ドキュメントや付箋アプリなど何でも良いですが、書く必要があります。
※ボイスチェンジャーを用いた録音などを使えば、話すやり方でも可能ではあります。
FAPAで出す情報は、Abstructのとおり抽象的となります。具体性がなく、情報になってないと思われるかもしれませんが、そうではありません。
抽象的な情報はトリガーとして使えます。各自の思考や意見を引き出すためのヒントとして使うのです。また、匿名とはいえ、赤の他人ではなく、同じ社員やプロジェクトメンバーによるものなので、多少の信頼性や親和性はあるはずです。もちろん、ヒントなので、使う使わないは自由です。
FAPAのメリットは、関係ベースを廃して情報を出すための明快な指針を与えていることです。
関係ベースを廃することは非常に高度であり、現代でもまだまだ先鋭的な概念ですが、FAPAを使うと比較的かんたんに実現できます。