マインドフルではなくマインドフィルです。
マインドフィルとは、脳内の持て余しを埋めることです。
持て余していると集中できません。気が散りますし、不快だからです。ですので埋めます。
以下動画がわかりやすいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=WGBd-SzPgls
先生は持て余すタイプなのでしょう。中々作画に集中できません――というわけで、ポモドーロ・テクニック、発声、おにぎりを食べるなど様々な工夫をしています。これらは持て余しを埋めている行動なのです。
他にも漫画家やイラストレーターの界隈では「映画を見ながら作業する」「通話しながら作業する(さぎょいぷ)」もよく見られますが、同様に、マインドフィルをしているのです。
持て余しの大きさをキャパシティと呼びます。
キャパシティの大きさは人それぞれです。私は頭の良さとは「性能」と似ていると感じますが、現在でも解明されていません。
大まかな目安として、マインドフィルの頻度や量で測れます。高頻度でたくさん行っている人ほど、おそらくキャパシティも高いです。
ここで以下のような疑問が浮かぶかもしれません。
キャパシティよりもスキルではないか。たとえばプロは、キャパシティが高いというよりも、スキルが高くて作業に要する負担が小さいのではないか?
質問その1
因果関係が少し違います。
キャパシティが大きいからこそスキルも高くなります。そもそも作業にはスキルだけではなく「文脈の理解」も必要ですが、この文脈の理解にキャパシティが必要です。 ※この点は以前プロジェクトや作業のインプットが苦手な人達 「タイニーヘッド」としてお伝えしました。
つまり、プロのように仕事ができる人は、そもそもキャパシティが高いからそうなれていると言うのが正しいでしょう。
そういう意味で、キャパシティは才能です。いくらスキルが高くても、あるいは他の才能があっても、文脈を理解するキャパシティがなければ作業はできません。作業とは仕事であり、仕事には文脈があります。よほど自分を買われている才人でもなければ、文脈を踏まえられない者はただの宇宙人です。
マインドフィルを行う営みをマインドフィルネス(Mindfillness)と呼びましょう。
マインドフィルネスでは、以下の原則に従います。
To concentrate, fill. (集中するために、充填せよ。)
マインドフィルネスの原則。
どういう作業のときに、どれだけ持て余しているかを理解してください。
その上で、どうやって埋めるかを考えて、実践してください。
行動は大事と言いますが、マインドフィルネスでも同様です。自分のキャパシティと、何を使ったら上手くフィットするのかは自分にしかわかりません。自分自身で試していく他はないのです。