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パターン:換気役パターン

サマリー

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背景とアプローチ

アプローチ詳細

換気とは

換気役の責務

責務は JD(ジョブ・ディスクリプション)のように定めるといい。といっても、KPI レベルで厳密に決めることは不可能か、決めたとしても解が変わるため意味がない。定性的な期待 の定義に注力すればいい。

換気作業のスコープや粒度も様々であり、解はない。チームメンバーとして入ってもらってチーム内で使い倒す(As A Member)こともできるし、部門レベル・事業部レベル・全社レベルなどで広く公開して誰でも使えるようにしてもいい(As A Resource)。あるいは換気の仕事を依頼するのではなく、好きに活動してもらうというインフルエンサー的な貢献の仕方でも良い(インターナル・アウトサイダーパターン)。これらを全部バランス良く両立することもできる。

しかし、最も重要なのは、換気役を務める ASD 部下自身の働き方と過ごし方である。合わないものを押し付けてしまっては本末転倒だし、ASD ゆえに「仕事だから我慢して」「自分が合わせる」のも難しい。そもそもそれができないから、こうして別の貢献の仕方を論じているわけである。そういう意味で、パーソナル・ワーキングアグリーメントの作成は有効である。